ChatGPTは仕事の悩みを解決したり新しいアイディアだしをするのに有効ですが、あなたのキャリアを考えることにも役立ちます。
本記事では、筆者自身の職務経歴書の内容からChatGPTに今後進むべきキャリアパスを考えてもらいました
ChatGPTをうまく活用してキャリアの方向性のアイディアを出してもらい、参考にしてみてください。
本記事は下記のような人におすすめです。
【ChatGPT4の結果を見る前に】筆者の職務経歴をかんたんに紹介
どのような職務経歴内容から導かれたのかが分からなくなってしまうため、かんたんにキャリアサマリのところを記載します。
個人が特定しづらいような形の文章にChatGPTに書き換えてもらいました
ChatGPTに指示した内容としては
この文章を投稿しても、個人が特定されないような文章に書き替えたいです
“職務経歴書のサマリ部分を記載(8行程度)”
#固有名詞は別の言い方に変えてください
#内容は嘘がない程度に書き換えてください
#業界・業種なども個人が特定されないように書き換えてください
#具体的な年数や成果の数字についても記載しないようにしてください
#文章はできるだけ短くして要約できるところは要約してください
といった形で注意書きを入れました。
そして出てきた文章がこちら。
これでも見る人が見ると特定されそうですがこれ以上変えると意味わからなくなりそうなのでこちらにしておきます。
ChatGPT4が職務経歴書をもとに提案してくれた筆者のキャリパス【年収UP】
先ほど紹介した職務要約のほかに詳細な職務経歴を書いたPDFファイルをChatGPTに読み込ませてみました。
まず最初にかんたんな質問をしました。
すると下記4つのキャリアパスを紹介してくれましたので紹介します。
どのキャリアパスも魅力的で僕が良くも悪くも想像できる範囲でチャレンジ意欲が湧くよいキャリアパスだと感じました
マーケティング部門のリーダーシップを強化する
マーケティング部門の責任者としてのキャリアを紹介してくれています。
今の経験値からいきなりこのキャリアに行くのは難しいかもしれませんが、今後の方向性としてはありかなと思います。
複数の企業でWEB広告運用とマーケティング戦略の立案を成功させています。この経験を活かし、より大きな企業や成長が著しいスタートアップでマーケティング部門の責任者やシニアマネージャーとしての役割を目指すと良いでしょう。特に、テクノロジー業界や急成長しているECプラットフォームでの役職は、高い年収とキャリアの成長を見込めます。
独立してコンサルティング業務を行う
転職だけでなく独立の道を教えてくれています。
中小企業やスタートアップなどまだ広告のコストを十分に活用できておらず少額で代理店からあしらわれているようなところにアプローチするのは悪くないなと思いました。
広告運用の最適化やコスト削減、メディアプランニングで顕著な成果を上げています。これらのスキルを活かして、マーケティングや広告戦略のコンサルタントとして独立する道も考えられます。特に中小企業やスタートアップを対象にしたサービスは、高額なコンサルティング料を設定できる可能性があります。
国際的なキャリアを追求する
僕の海外経験からグローバルなキャリアに進む道を示してくれています。
ここに具体的にどのようなステップを踏んでいくかを質問してみても面白そうですね。
海外で成功した業務経験を考慮に入れると、国際的なキャリアも適しています。多国籍企業での役職や、海外市場への進出を図る日本企業での要職が期待できます。これにより、グローバルな視野を持つビジネスリーダーとしての経験と収入の向上が見込まれます。
スタートアップへの参加または起業
スタートアップはなかなか良い人材を確保できていないところもあったりします。
まだまだこれからのところに早い段階で参画することによって大きなチャンスを得られるかもしれませんね。
具体的な面白そうなスタートアップを質問すれば教えてくれるでしょうか。
今回はそのあたりは質問しなかったので割愛しますが、試す方は聞いてみてもよいかもしれません。
新しいチームや部門の立ち上げに強みを持っています。この経験を生かして、新たなビジネスの共同創業者や初期段階のスタートアップへの参加を検討することで、将来的には株式や利益のシェアを通じて高収入を得るチャンスがあります。
その他ChatGPT4への質問と回答例
上記の回答内容に追加していくつか質問してみました。
出してくれたものに対して質問を重ねることで精度が高くなっていきます。
一回質問するだけでなくて様々な角度から質問していくとより具体的なアドバイスになっていきます。
転職に絞ったキャリアパスを考えてください
起業・独立といったアドバイスもありましたが、転職しか考えていない方はこういう質問をしてみてください。
下記、ChatGPTからの回答です。↓↓
- デジタルマーケティングディレクター/シニアマネージャー:
- 大手企業や急成長しているスタートアップにおいて、デジタルマーケティングのディレクターやシニアマネージャーとしての役職を目指す。特に、デジタル化を進めている業界(例:テクノロジー、フィンテック、ヘルスケア)が適しています。大規模なプロジェクトのリードやチーム管理に直接活かせます。
- 広告技術の専門企業でのリーダーシップ役:
- 広告技術(AdTech)業界において、技術とマーケティングの両方の知識が求められるポジション。例えば、プロダクトマネージャーや広告戦略を担当するマネージングディレクターなどが考えられます。この分野では、広告運用と戦略立案のスキルが非常に価値高く評価される可能性があります。
- 国際ビジネス開発マネージャー:
- 多国籍企業で国際ビジネス開発マネージャーとして働く。国際的な経験を活かして、新興市場への事業拡大や国際的なマーケティング戦略の策定に携わることができます。特にアジア市場への事業展開を行っている企業が適しています。
- Eコマース企業のマーケティングVP:
- Eコマース業界でマーケティング部門の副社長(VP)や部門長として転職を目指す。広告運用とECサイトでの実績は、直接的にEコマース企業での売上向上に寄与するため、高いポジションでの採用が期待されます。
- スタートアップのCMO(チーフマーケティングオフィサー):
- 技術革新やビジネスモデルに変革をもたらすスタートアップ企業で、最初のマーケティング責任者(CMO)として参加。スタートアップでは、影響力を持ってビジネスの方向性を決定するチャンスがあり、成功すれば株式オプションを含む高い報酬を得る可能性があります。
現在のスキル・経験を活かしつつキャリアチェンジするにはどんな職種がおすすめですか
キャリアの方向性を変えていきたいと考えている方はこういった質問をしてみてください。
今持っているスキル・経験を活かすという内容を入れると突拍子もない意見が少なくなるので良いと思います。
下記、ChatGPTの回答内容です。↓↓
- プロダクトマネージメント:
- デジタルプロダクトの企画・管理を行うプロダクトマネージャーとしての職に就くことが考えられます。この職種では、マーケットニーズの把握、プロダクトの機能要件定義、開発チームとの連携が求められます。広告とマーケティングの知識は、ユーザーのニーズを理解し、効果的なプロダクト戦略を立案するのに役立ちます。
- データ分析・ビジネスインテリジェンス:
- マーケティングや広告のデータを分析し、戦略的な意思決定を支援するデータアナリストやビジネスインテリジェンスの専門家。これまでに蓄積した広告キャンペーンのデータ解析経験は、この職種で重宝されます。特に、データドリブンな意思決定を重視する企業で求められるスキルです。
- 顧客関係管理 (CRM) スペシャリスト:
- 顧客データの分析や、顧客との関係強化を目指す戦略の立案に携わるCRMスペシャリスト。マーケティングと広告の経験を活かして、顧客の行動パターンを解析し、パーソナライズされたマーケティングキャンペーンを展開することができます。
- ユーザーエクスペリエンス (UX) デザイナー:
- ウェブサイトやアプリのユーザーインターフェース(UI)とユーザーエクスペリエンス(UX)の設計に関わる仕事。広告運用での経験は、ユーザーが求める体験を理解し、より効果的なデザインを提案するのに役立ちます。この職種には、追加のトレーニングやスキルアップが必要になるかもしれませんが、大きなキャリアチェンジとして非常に魅力的です。
- コンテンツ戦略家:
- デジタルマーケティングにおけるコンテンツの戦略立案と実行を担当するコンテンツ戦略家。広告キャンペーン経験を生かして、ターゲットオーディエンスに合わせた有効なコンテンツを企画・制作できます。
そのスキルはAIに代替されずらく、長期的にビジネスで活用できますか?
せっかく良いキャリアパスのアイディアが出てきて目指していったとしても、数年後AIに代替されてしまう可能性もあります。
方向性を間違えないための質問を加えてみるとその方向性に本当に行くべきかを考えるきっかけになります。
下記、ChatGPTの回答内容です。↓↓
- プロダクトマネージメント:
- プロダクトマネージャーは、市場のニーズを解析し、クロスファンクショナルなチームを率いて製品開発を推進する必要があります。この役割は戦略的な意思決定、創造性、人間関係の管理を要求されるため、AIに完全に置き換えられることは難しいです。
- データ分析・ビジネスインテリジェンス:
- データ分析スキルは、ビジネスの意思決定をデータに基づいて行うために重要です。AIはデータ処理と分析を支援するツールとして有効ですが、分析結果から洞察を引き出し、戦略的な提案をする能力は人間特有のものです。
- 顧客関係管理 (CRM) スペシャリスト:
- CRMでは、顧客データの分析に基づいてパーソナライズされた顧客体験を設計します。このプロセスはテクノロジーに支えられていますが、個々の顧客のニーズや感情に対応する微細な調整は人間の直感と判断が必要です。
- ユーザーエクスペリエンス (UX) デザイナー:
- UXデザインは、ユーザーがどのように感じ、どのように反応するかを深く理解する必要があります。感情や文化的背景を考慮に入れたデザインは、現時点でAIが代行するには複雑すぎるため、この分野での人間の役割は引き続き重要です。
- コンテンツ戦略家:
- コンテンツの作成と戦略は、創造性、感情的な共感、ターゲットオーディエンスとのエンゲージメントを必要とします。これらはAIが模倣するのが難しい要素であり、特にブランドの個性を表現し、ユーザーとの関係を築くためには人間の介入が不可欠です。
あなたがこれらを代替できたりしないのですか?
念のため、AIに代替できないことだけでなく、ChatGPT自身が代替できることはないのか、ChatGPTがサポートしてくれる範囲はないのかについて質問してみました。
もう少し深く質問していくとChatGPTの活用アイディアをさらに詳細に教えてくれると思います。
下記、ChatGPTの回答内容です。↓↓
私は多くのタスクに対してサポートを提供できますが、特定の人間特有のスキルや役割を完全に代替することはできません。以下は私の機能とその限界についての例です:
- データ分析:
- 私はデータセットを分析し、傾向を識別し、基本的な統計を提供することができます。しかし、これらのデータから洞察を引き出し、複雑なビジネス戦略にどのように適用するかを決定するには、人間のアナリストが必要です。
- 顧客関係管理 (CRM):
- 顧客の行動や傾向に関するデータ提供はできますが、顧客との関係を深めるための具体的な対話や対人関係の構築は、人間にしかできません。感情的な要素や細かなニュアンスを理解する能力は、現在のAI技術では代替が難しいです。
- ユーザーエクスペリエンス (UX) デザイン:
- UXデザインに関する一般的なガイドラインやベストプラクティスを提供することができますが、実際のデザインプロセスやユーザーテストを行うことはできません。デザインは創造的なプロセスであり、ユーザーの感情や文化的背景を考慮に入れる必要があります。
- コンテンツ戦略:
- コンテンツのアイデア生成やキーワードリサーチを支援することは可能ですが、コンテンツの創造や読者との感情的なつながりを築くための細やかな表現は、人間のコンテンツクリエーターが最適です。
私の役割は、これらのスキルを持つ専門家がより効率的に作業を進めるための支援を提供することです。データの整理や初期分析、基本的な情報の提供、簡単なタスクの自動化など、作業の一部を代行し、専門家がより戦略的な意思決定に集中できるようにすることが目的です。
【まとめ】様々な質問を繰り返してよりよいキャリアパスのアイディアだしをしてみよう!
ここまで職務経歴書を読み込ませ、実際にキャリアパスを考えてもらう実例を紹介してきました。
今回紹介した内容からさらに突っ込みを入れることで方向性だけでなく具体的な行動プランやリスクヘッジの方法など様々なこと教えてくれます
職務経歴書からキャリアプランを考えることはもちろん
・時系列で書き出した職務経歴から職務要約部分の作成
・職務経歴書のブラッシュアップ
・企業のめん担当者がしてきそうな質問
など様々なことをChatGPTに質問して壁打ちすることができます。
もちろん、転職だけでなく仕事にも使えるので様々な質問を工夫してみてください。
ChatGPTをうまく活用できないという方は下記書籍を参考にしてみてください。
ChatGPTを活用した文書作成やリサーチ、企画のアイディアだし、数値分析、翻訳など様々なことができます。
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