オファー面談で最低限確認しておくべき質問リスト【疑問解消できる最後のチャンス】

オファー面談

※本記事には一部PRを含みます

内定が出たからといって気を抜いてはいけません。内定承諾をするまでが重要でどういった決断をするのかはオファー面談の情報収集にかかっています

この記事では、筆者自身の経験やリサーチ結果をもとにオファー面談で確認しておくべきことや事前にやっておくべきことなどをまとめました。

オファー面談の事前準備をしっかり行って有意義に活用しましょう!

本記事は下記のような人におすすめです。

・内定を得たが情報が足りず決断に迷っている人
・オファー面談の事前準備をどうすればよいかわからない人
・オファー面談で確認すべき事を抜けもれなく洗い出したい人

目次

オファー面談とは?

オファー面談

オファー面談の目的

オファー面談は、基本的には内定承諾後に行われ

・入社条件の確認
・双方の認識の齟齬の確認
・応募者に入社してもらうためのアピール

などを目的に実施されます。

ここが企業に直接聞ける最後の情報収集の場となるのでしっかりと質問リストを作って臨みましょう!

今までの選考とは力関係が逆転する

内定をもらう前までは

企業側があなたを選考し入社適性があるかを見極める場

でした。

しかし、内定後のオファー面談では

応募者が企業側を選考する場

でもあります。

内定後のオファー面談ではよほどのことがない限り採用を取りやめることができないため、聞きたいことを忖度なく本音で聞ける場です。

あまり失礼な内容はよくないですが、懸念事項がある場合はしっかりとつぶしておきましょう!

オファー面談前にやっておくべきこと

TODOリスト

オファー面談前にやっておくべきこと
・過去の面接を振り返っての懸念事項や突っ込みたい内容を思い出す
・企業で働いている人の口コミを見る
・入社における優先順位を再確認する
・質問リストを作成する

過去の面接を振り返っての懸念事項や突っ込みたい内容を思い出す

オファーをもらう前に1次・2次と面接を進んできた中で面接が終わった後に

そういえばこういうことも聞いておくべきだったな、、

ということはありませんでしたか?

面接の中で様々な話を聞いても緊張していたりしてなかなかその場で質問がすぐにできなかったこともあると思います。

過去の面接での場面を思い出してオファー面談でしっかり確認しておきましょう!

企業で働いている人の口コミを見る

入社前に実際に企業で働いている人の本音を聞き出すのは難しいです。だいたい良いことしか言ってくれませんし、悪いことも言っているように見えて当たり障りのないことしか言いません。

転職口コミサイトに内定した会社の口コミがあれば確認しておきましょう。転職口コミサイトとしては僕はいつも転職会議を活用して確認しています。

転職会議は以下のような特徴があります。

①国内最大級の約400万件の転職口コミ情報を掲載
②口コミ登録企業数21万社以上
③大手のリブセンスが運営し信頼性のある口コミへの取り組み

試しに現職の転職会議の口コミがあれば見てほしいのですが結構納得度の高い口コミが多いです!

別記事で転職会議について詳しくまとめているので良ければこちらの記事も併せて読んでみてください。

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入社における優先順位を再確認する

入社をするか否かを決めるうえで必要な情報はそろっていますでしょうか?

揃っていないのであればオファー面談でしっかり確認する必要があります。

入社するうえであなたにとって重要なポイントについては入念に確認しておきましょう!

質問リストを作成する

振り返りや懸念事項などを洗い出した後は質問リストを作成しましょう。

問リストを作成しておくことによって抜けもれなく情報を確認できます。

質問項目が多くなる場合はどの質問を優先的に確認しておくべきかを整理しましょう!

オファー面談で最低限確認すべき質問リスト7つ

チェックリスト

オファー面談で最低限確認すべき質問リスト
・どの程度の年収・賞与がもらえそうか
・人事評価はどういう制度になっているか
・業務内容
・会社の風土やルール
・福利厚生や制度はどうなっているか
・就業場所・時間
・内定承諾の期限

どの程度の年収・賞与がもらえそうか

給与金額に関する認識が異なるとトラブルに繋がったり早期離職に繋がるためしっかり確認しておきましょう。

応募時の求人票では500~1,000万というようなざっくりとした内容になっているため

・いくらでオファーをもらえるのか
・月給はいくらで賞与はいくらか

・賞与はどのように決定され現状の想定からどの程度のぶれが発生するか
・どの程度残業をする想定での算出なのか
・福利厚生としての家賃補助などを含んだ金額なのか

などをしっかり確認しておきましょう。

人事評価はどういう制度になっているか

人事制度がどうなっていてどのように評価がされるのか、どのように昇給額が決定されるのかは確認しておきましょう。

減給の可能性も考慮しておくと良いかもしれません。

また、人事異動がどの程度の確率で起こるか、転勤の可能性などがあるかについても確認しておきましょう。

■質問例
・人事評価はどのようになっていますか?
・昇進/昇格の条件などはありますか?
・給与テーブルは決まっていますか?
・昇給/降給はどのように決定されますか?

業務内容・期待される成果

面接で確認しきれなかった業務内容や組織体制などを確認しておきましょう。あなたが想定している業務内容と実際に任される業務内容にずれがあると早期離職につながる可能性もあります。

■質問例
・改めて任せていただける業務や役割、求めることについて教えてください
・求められる成果やKPIについて教えてください
・どのようなチーム構成で仕事をしますか?

会社の風土やルール

社内イベントが頻繁に開催されていてある程度強制的に参加しなければいけないような会社、参加しないと上司から嫌な顔をされる会社もあります。

実際、僕が働いている会社も任意参加のイベントに参加しないと部長が嫌そうな顔をしています

さすがにそこまでは把握できないかもしれませんが、社内イベントにあまり参加したくない人などは確認しておくのが良いでしょう。

■質問例
・社内での飲み会やイベントなどはありますか?
・同好会やクラブ活動などはありますか?
・新卒の割合が多いですが中途で活躍されている方はどんな特徴がありますか?

福利厚生や制度はどうなっているか

どのような福利厚生や社内制度があるのかを確認しておきましょう。実際に書かれていたとしてもあまり使われていない会社もあったりします。

■質問例
・住宅手当などの支給条件や支給金額について教えてください
・育休取得や育休後の職場復帰の事例について教えてください
・キャリアアップのための研修の利用状況
・社員の有給取得状況
・副業有無
・ストックオプション制度の条件
・社内副業制度というのがあり私も使ってみたいのですがどのような事例がありますか?参加するのに条件はありますか?

就業場所・時間

就業時間や働く場所についても確認をしておきましょう。

特に近年、テレワークから出社の方向になっていることもあって、入社前はテレワークOKだと言っていたのに入社後すぐにテレワークになったというトラブルを良く聞きます。

この辺りを明確にあえて伝えない会社もあるので注意しましょう。

テレワーク可能だったとしても、いつまで継続予定なのかを認しておくと良いでしょう。

■質問例
・休日、祝日の日数は?
・部署の平均残業時間は?
・テレワークは可能か?週どの程度?今後変更の可能性は?
・フレックスタイムなどの柔軟な働き方は可能か?
・試用期間中に有給の取得は可能なのか

内定承諾の期限

内定承諾の期限を確認しておきましょう。特に他に選考が進んでいる場合は内定承諾の期限によってはどちらかを諦める選択を迫られる場合があります。

オファー面談のよくある質問Q&A

質問

オファー面談で落ちることはある?

オファー面談は基本的に内定後に行われ、内定が出た後は基本的に内定が取り消されることはありません。

直接応募の場合、時々内定承諾をもらったかと思っていたのに口頭で言われたことを鵜呑みにして内定が取り消されたみたいなこともあるみたいなので注意が必要です。

オファー面談での服装はどうする?

会社によりますが、面接のときと同様の服装が無難でしょう。カジュアルで構いませんなどと言われた場合はカジュアルな服装で構いませんがオフィスカジュアル的な恰好が無難です。

年収交渉をしても問題ないか

はい、可能です。オファー面談は内定承諾前に行われることがほとんどでまだ条件が提示されている段階なので交渉することは可能です。他に内定が出ている企業と比較して給与が低い場合や現職として低い場合など交渉してみましょう。

しかし、ただ年収を上げてくださいというのは危険。それだけの理由をしっかりと伝えてください。

内定承諾期限はどれくらい?

内定承諾期限は企業によりけりなので確認が必要です。

基本的には1週間程度で返答してほしいと言われる場合が多いです。

他の面接が残っている場合は内定が出た後に天秤にかけたいということを正直に伝えてみましょう。

オファー面談の注意点は?

オファー面談ではよほどのことがない限り落とされることはないので聞きたい事を失礼がない形で聞けば特に問題がありません。

しかし、このオファー面談が内定承諾する前の最後の時間なので下記ポイントには注意しておくと良いでしょう。

・曖昧になっていたり不明点をそのままにしない
・給与交渉は根拠に基づいて慎重に連絡する
・口調や言葉遣い、態度には気を付ける(内定をもらったからといって緩くならない)

【まとめ】オファー面談は入社を決めるための最後の情報収集チャンス

決断

オファー面談は最後の情報収集チャンスです。

しっかりと情報収集ができていないとなんとなくでしか決められず後悔する要因になります。

オファー面談をうまく活用してその企業に転職するべきなのかどうかしっかりと見極めましょう!

現職に残るべきか?他に内定した企業に行くべきかなど悩むときは別記事でどのように決めていくべきかについて書いているので良ければ参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

元ネット広告代理店勤務で現在はとあるサービスのWEBマーケ職。代理店から事業会社への転職経験をもとにブログを書いてます

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