広告代理店(専業・総合)から事業会社マーケに転職する人のよくある理由

インターネット広告代理店から 事業会社マーケ職へ転職するよくある理由

※本記事には一部PRを含みます

ネット広告などの専業代理店やCMなどを扱う総合代理店などから事業会社のマーケティング職に転職したいという人は多いと思います。

広告代理店から事業会社に転職する人はどのような理由で転職をしているのでしょうか。

この記事では、今までネット広告代理店から事業会社のマーケターへ転職していった人から僕が聞いた理由をまとめました。

総合代理店と一緒に仕事をした期間がありキャリアの話をしたこともあったのでその経験も踏まえできるだけ参考になるようにまとめました!

この記事は下記のような人におすすめです。

・周囲がどんな理由で広告代理店(専業・総合)から事業会社のマーケティング職に転職したのか知りたい
広告代理店(専業・総合)から事業会社へ転職する理由づくりの参考にしたい

・広告を強みに転職する場合のおすすめな転職エージェントを知りたい

目次

広告代理店(専業・総合)から事業会社マーケティング職に転職する人のよくある理由

理由

ネガティブな理由からポジティブな理由まで羅列しました。

プロダクト改善まで足を踏み入れたい

広告代理店にいると広告主側のプロダクト改善にまで手を出すのは難しいです。

ここ直した方がいいのになと思っても顧客とのよい関係性を築けていないのにサービス改善の話をされると、

広告で獲得できない、認知が広がっていないのはプロダクトのせいだといいたいのか!

と怒られてしまうかもしれません。

よりプロダクトに近いところで顧客の意見を聞きながら改善をしていけるのは事業会社へ転職する魅力のひとつです。

愛着のあるプロダクトに専念してマーケティング活動をしたい

代理店にいると複数の広告主を担当することがほとんどでそのプロダクトだけに集中するということは難しいです。

仮に1つの広告主だけを担当したとしてもなかなか代理店という立場の問題もあるので深くプロダクトに関わっていくことは難しく、愛着を持つというのができないと思います。

ひとつのプロダクトのことをしっかりと考えて向き合いながら成長させていくのは事業会社の醍醐味です。

ただ、ひとつのプロダクトだけで飽きてしまう人は代理店のように幅広く様々なところに関われるところに魅力を感じる人もいます。

そこはその人の考え方次第なのでどちらがあなたにとって魅力的なのかを考えたいですね。

広告予算の増加ではなく、事業の売上・利益・顧客数の最大化を目的にしたい

インターネット広告代理店・総合広告代理店では

売り上げの増加=広告配信費用の増加

という図式で売上を上げていくことが大半。

もちろん、事業成長をサポートしたうえで実際に成長できてこそ広告予算が増加されていくという側面もありますが、どうしても視点としては広告予算の増加に目が行ってしまいます。

事業成長の最大化を目的にして仕事をしていきたい人には事業会社がおすすめです。

広告だけではなく、マーケティング全体に業務の幅を広げたい

マーケティングにおける施策は広告だけではなく、

公式SNSの運用/SEO/サービスサイト改善/オフラインでのイベント開催やCRM施策/キャンペーン企画 etc…

など多岐にわたります。

事業会社に行ったからと言って組織体系によってどこまで関われるかわかりませんが、広告代理店の中では基本的には広告がメインの課題解決策になってしまいます。

施策にとらわれず、事業成長に貢献していけるマーケターになりたいのであれば事業会社へ行くのはひとつの魅力的な選択肢になりえます!

福利厚生などが充実しておらず長期で働けるビジョンがない

広告代理店よりも大手のメーカーやプロダクトを持っている会社のほうが福利厚生が充実していることもあります。

総合代理店であればかなり充実した福利厚生が揃っていると思いますが、専業の広告代理店や小さなところはあまり整っていない場合が多いです。

残業時間が長く、趣味や副業、子どもとの時間を充実させたい

広告代理店は広告主の要望に応え続けていて仕事の受け手でもある特性上、労働時間が長くなる場合が多いです。

趣味や子どもとの時間を充実させたい人はプロダクト側やメーカーなどに行くと比較的ホワイトな会社だったりするのでそれを目的に転職してたりします。

ただ、ホワイトなだけでよければ別に事業会社である必要はないですね。

広告代理店から事業会社でのマーケ職に転職するべきかの判断基準

ネット広告代理店から事業会社でのマーケ職に転職するべきかの判断基準

広告代理店から事業会社でのマーケ職に転職すべきかどうか迷ったときどのように考えればいいのでしょうか。

考えるためのアイディアについてまとめてみました。

現職で培った強みは一定以上のレベルに達したか

広告代理店から事業会社に転職する時、基本的にはあなたは広告のプロフェッショナルだと思われます。

その中であなたのスキル・経験が不十分だった場合、入社後にがっかりされてしまうかもしれません。

もちろん、すべてのことが自分でできなくても、代理店をうまく使ったり業務委託などでディレクションできるような能力があれば問題ありません。

広告全体像をしっかりととらえて課題解決に合わせたアプローチを提案・実行できることが重要になります。

あなた自身が事業会社に入って広告での事業課題解決を限られた予算の中で行う場合、どのように立ち振る舞うのか、自分がうまく立ち回って解決に導いているイメージが湧くのかを考えてみましょう。

イメージできないのであれば、足りていないことを自覚し現職で成果を出したり、積極的にチャンスに飛び込んで経験を積むのがよいでしょう!

何を強みとして仕事をしていきたいのか

広告に強みをもってやっていきたい、そこを極めていきたいと考えているのであれば事業会社への転職はおすすめできません。

事業会社に行くと広告だけに特化できる場合もありますが、特定企業の商品・サービスでの経験に特化されます。

逆に、広くマーケティングを見つつ、プロダクトの改善まで足を踏み入れた総合的なマーケティング活動や事業成長を行っていきたい場合は事業会社に行く方が実施しやすいでしょう。

広告代理店にいながら事業側への出向チャンスに飛び込むことはできないか

インターネット広告代理店・総合代理店に行くと顧客に出向するチャンスもあると思います。

出向先では疑似的に事業会社での広告のプロフェッショナルとしての立ち位置を体験することができます。

事業会社の中では、なぜ今広告を優先すべきなのかを説得することが必要になってきます。

出向先に行くと代理店では経験しなかった課題にぶち当たるかもしれませんが、その経験の中で本当に事業側に行きたいのかが見えてきます!

転職に迷ったらまずは実際に転職活動をしてみるのもあり

職に迷ったらまずは実際に転職活動をしてみるのもあり

転職したいと思っても、あなたの経験・スキルレベルでどれくらいの条件でどういった業務内容の求人に応募できそうなのかわからない場合も多いと思います。

転職活動はいつでも実施可能で、内定が出てから転職すべきかどうなのかを考えるでも問題ありません!

わからないことが多ければまずは転職活動をしてみましょう。

実際にどういった求人で内定が出るのか、やりたいことなどを話してみてあなたが本当にそれをやりたいと思えるのかなどが見えてきます。

エージェントに相談することであなたの経験・スキルでどういった求人に応募できそうなのかを出してもらうとあなた自身の現在地が分かります!

下記記事で広告を強みにしている転職希望者におすすめな広告関連業界・職種に強いエージェントについて紹介しているのでよければこちらを読んでみてください。

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この記事を書いた人

元ネット広告代理店勤務で現在はとあるサービスのWEBマーケ職。代理店から事業会社への転職経験をもとにブログを書いてます

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