転職してみたけど入社してみたら
・入る前のイメージと大きな乖離がある
・急な方針変更で言われたことが変わっている
と本当にこの会社に居続けて大丈夫なのかなと不安になりますよね。
僕も面接のときに言われていた新規事業の話がなかったことになっていたりしてびっくりしたことがあります。
この記事では、転職して半年以内などの短期で転職するのはありなのかや転職を決断するための判断方法などを網羅的にまとめました。
本記事は下記のような人におすすめです。
【結論】転職して半年で転職するのはあり!早期退職OKな理由3つ
①損切りは早い方がダメージが少ない
②言われていた仕事内容・待遇・福利厚生と違う場合もある
③人間関係や雰囲気が合わず仕事しづらいことがある
損切りは早い方がダメージが少ない
転職する前に入社する会社のことを100%知ることは難しいです。
入社後、あなたが思っているような経験ができずスキルも身につかないと感じれば、残り続けるのはリスクになりかねません。
むしろ積極的にキャリア形成を行うために行動しているとポジティブに見てくれる人もいます。
理由が十分なものであれば早期退職であっても転職先はいくらでもあります!
言われていた仕事内容・待遇・福利厚生と違う場合もある
採用担当者は入社を促すために誤った情報や過大な情報を共有してくることもあります。
言われていた内容と異なるのは不当な採用なので、早期退職をしても正当な理由があるので問題ありません。
しかし、些細な違いであればそこに不満を持ってしまうとよくないです。
聞いていたイメージと完璧に同じなんてことはありません。多少の誤差は入社前に覚悟しておきましょう!
人間関係や雰囲気が合わず仕事しづらいことがある
人間関係や会社の雰囲気も入ってみないとわからないことのひとつ。
僕も新しい会社に入社して僕のチームは良い人が多く助かっているのですが、別部署に同じタイミングで入社した人たちが人間関係がうまくいかず入社半年も経たずに部署移動をしたり退職したりしていました。
人間関係がうまくいかないと仕事を進めるにも支障がでます。
多少の人間関係のいざこざはどの会社にもあるので我慢したりうまくやり過ごすことも必要ですが状況に応じて判断しましょう。
我慢ならない状態で過ごすのはよくないので移動するか退職するかなど検討してみてもよいと思います。
転職して半年で退職するデメリット・注意点
企業によってはよくない印象を持たれる
入社半年以内での転職だと企業、または面接官によっては
・忍耐力がないのではないか
・深く考えずに転職を決めてしまったのではないか
・入社してもすぐに転職してしまうのではないか
という懸念を抱き、少し斜めに構えた形で面接になるかもしれません。
会社や人によっては良くない印象を持たれてしまうことも念頭に置いておきましょう。
合わない会社はもう仕方がないのであきらめも肝心です。
丁寧に根拠を持って説明すればわかってもらえるので準備を怠らないようにしましょう!
転職先企業で得られるはずだった経験やスキルが得られない
すぐに退職してしまうとせっかく転職先で得られるはずだった経験やスキル、収入、福利厚生などが得られない可能性があります。
辞めたいと考える理由が解決できるものなのか、そうでないのかによってよく吟味して退職を検討しましょう。
すぐに辞めてもう一度やっぱり入りたいというのは厳しいのでしっかりと検討したいですね!
辞め癖がついてしまう可能性
一度短い期間で退職をしてしまうとそこから何度も短期間で転職を繰り返す人も存在します。
すぐに転職を繰り返し転職回数が短期間で多くなるとキャリアに悪影響が出る可能性もあります。
短期での退職・転職から学んでしっかりと次の転職活動につなげましょう!
転職して半年以内での退職を判断するためのポイント
入社して半年以内の短期間で退職してもよいのかと迷ったときに考えるべき視点についてまとめました。
あなたのキャリアにプラスになる経験を得られるかどうか
例えば、聞いていたよりも福利厚生があまりよくなかったり、残業が多かったりするような状況もあるかと思います。
家庭のある方だとそこもかなり重要視して選ばれたと思うので困りますよね。
ただ、福利厚生や残業の問題はあったとしても、やりたかったことをしっかりと経験できて、今までの経験に+αしてスキルが身につきさらに良い条件の仕事に着けるかもしれないという場合は残るメリットがあります。
得られるスキル・経験と福利厚生や残業、人間関係などの負の部分を天秤にかけてどちらが良いのかを考えましょう!
あなた自身が面接官だったとしてあなたの退職理由に面接官が納得してくれそうか
短期での転職の場合、その点をかなり重視して聞いてくる面接官もいます。
入社時には、
・転職エージェントなどからの紹介料
・人件費
・入社のための準備
など多額のお金が発生しているのでできるだけ中長期で活躍できる人材を欲しています。
また、欠員補充をしている場合もあるのでせっかく採用が決まったから一度採用を取りやめていて次の人材を新しく見つけるのが大変なのでかなり神経を使います。
そんな中で面接官はあなたが中長期で活躍してくれる人材なのかを見極めます。
面接官が納得のいく理由を語れるかどうかは転職すべきかどうかの一つの判断にしてもよさそうです。
面接官に対してあなたが半年以内で転職しようと考えている理由を話して納得してもらえそうかどうかが次の転職活動で納得のいく転職ができるかどうかにもつながります!
社内の移動などで解決する方法はないか
もしかすると部署移動などが叶うかもしれません。
福利厚生や仕事内容には満足しているけど、特定の人が嫌という理由であれば部署移動でも良いかもしれません。
会社に残ること自体が嫌でなければ人事部などに相談してみるとよいでしょう!対応が悪い会社もあるのでその場合は退職を検討しましょう
再度転職活動してみて良い会社に内定をもらえそうかどうか
転職した会社に入社するためにどの程度転職活動に苦労しましたか?
かなり苦労したのであれば、
・面接での伝え方が悪かったのか
・応募求人の要件を十分に満たせていないまま受けている
などの理由が考えられますが次の転職活動でもっと良い会社に入社ができそうでしょうか。
伝え方が悪かったのであれば改善すればよいだけです。
しかし、応募求人の要件を満たせていないのであれば少しレベルを下げるか、同レベルのところをまた苦労して受け続けるかになります。
求人で求められるレベルを下げれば基本的には年収は下がる可能性が高いです。
転職した会社で肉付けできるようなスキル/経験を短期間で身に着けると割り切るのも手だと思うので状況次第で考えましょう!
パワハラがひどすぎたり、入社前に言われたこととあらゆることが違いすぎる場合
パワハラがひどすぎて精神に異常をきたしそうな場合はすぐに退職すべきだと思います。
少し話はそれますが、どんなパワハラをされたのか録音しておくなどすると後からあなたの身を守ることにもつながります。
また、入社前に言われたこととあらゆることが異なる場合も同様です。
我慢できないと感じたら転職を検討してみるのもよいと思います。
転職後のミスマッチを防ぐためにできること
①なぜ失敗したのか原因を探る
②企業側が納得できる退職理由を組み立てる
③企業や業界に関する情報収集をしっかりとする
④転職口コミサイトなどで評判を確認する
⑤質問しづらいこともオファー面談でしっかり確認しておく
⑥複数企業に内定をもらって天秤にかける
なぜ失敗したのか原因を探る
転職活動に失敗してしまった理由はないでしょうか。
事前に確認しておけばこうならなかったというポイントはないでしょうか。
転職活動を行う前にしっかりと洗い出して次の転職活動の際は確認しておきましょう。
せっかくの転職失敗経験なので、より良い会社に入るためのポイントを学べたと思ってへこまずに再度転職活動を頑張りましょう!
企業側が納得できる退職理由を組み立てる
なぜ短い期間での退職となってしまったのか理由をしっかりと考えておきましょう。
・入社時に任せてもらえるといっていた営業の仕事でキャリアアップをしようと考えていたのに事務の仕事に回されてしまいスキルアップができないと感じた
・残業月20時間以内と聞いていたのに、周囲の多くの人が50時間以上していて家庭との両立が難しくなってきた
など企業側が納得できる理由を考えましょう。
また、その状況を改善するためにこういったアクションを起こそうと考えたのですが改善が難しかった理由なども話せるとより説得力が増すと思います。
企業や業界に関する情報収集をしっかりとする
事前に企業や業界に関する情報収集を行っていましたでしょうか。
企業研究ををしっかりと把握していればもしかしたら防げる状況だったかもしれません。
企業研究をどのようにやっていいのかわからないという方は別記事でやり方を書いているのでよければ参考にしてみてください。
転職口コミサイトなどで評判を確認する
転職口コミサイトはただの悪口みたいな内容もありますがけっこう参考になったりします。
僕は、働いていた会社の口コミを見ると確かになと思う内容が多かった転職会議を使って口コミを確認しました。
現在働いている会社の口コミも入社半年くらい経過して見直してみましたが、納得度の高い口コミも一定ありました。
オファー面談の際に、面接で言われていたことと転職口コミサイトのギャップがあればその内容について突っ込んでみてもよいかもしれません。
また、あなた自身が転職した会社で考えていることが周囲も同様のことを思っているのかを確かめるためにも口コミサイトは活用できます。
確認することで、自分だけが思っていたことではなかったんだなとあなた自身の考えに自信をつけることもできます。
転職会議について詳しく知りたい方は別記事でまとめているのでこちらも併せて読んでみてください。
質問しづらいこともオファー面談でしっかり確認しておく
残業時間や福利厚生については質問しづらい部分もあるかもしれませんが、オファー面談では突っ込んだことをしっかりと確認しておきましょう。
会社選びによってあなたの生活環境も大きく変わります。
聞きづらいことでも聞いておかないと最終的にあなたの首を絞めることにつながりかねません
オファー面談で最低限確認しておきたいことについて別記事でまとめているので参考にしてみてください。
複数企業に内定をもらって天秤にかける
転職慣れしている人は特定の会社に絞って1社だけで受けている人とかもみかけますが、基本的にはいくつか面接を受けて複数企業に内定をもらい天秤にかけるのが良いです。
比較対象がないと質問もしづらいです。
複数社を天秤にかけてあなたにとってより良い選択肢が取れるようにしましょう!
別記事で企業選びの優先順位の決め方について書いているのでよければこちらも読んでみてください。
【まとめ】時間は有限。失敗したと思ったら早めに損切りし転職しよう
転職した会社が良い会社なのかどうかは究極入ってみないとわかりません。
今まで属していた会社で入社してすぐに退職してしまった人がいた経験のある人も少なくないと思いますが、意外とすぐに会社を辞める人って結構います。
すぐに退職してしまうのっておかしいかなとまじめな人ほど思うかもしれませんが、それはあなただけの責任ではない場合も多々あるので気にしないでおきましょう。
あなたの時間は有限です。
会社に残り続けるメリットがないと感じるのであれば早めに損切りできた方がそのあとの時間を有効活用できます
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