20代で転職する時に資格は必要なのでしょうか。
結論、20代転職で資格は必要ありませんが、持っていると有利になる資格はあります。
この記事では、僕の資格取得体験も交えつつ、資格取得が必要なのかやおすすめな資格についてまとめました。
僕は日商簿記2級、FP2級、TOEIC780点や他にもマイナーな財務系の資格など持っていますのでその体験などをもとに書きました。
本記事は下記は下記のような人におすすめです。
20代転職に資格は必要か?
結論、
国家資格が必要な職種以外は転職時の資格取得は必要ではない
です。
資格は勉強したことの証明にしかならないので学歴とかと似たようなものだと考えています。
特に20代は何か証明できるものがなかったとしても、ポテンシャルややる気・熱意が十分評価されます。
資格に関わらず何かしらの経験やスキル、知識といったものが不足していたとしても十分転職できます。
20代転職で資格は有利になるか?
先ほど20代転職に必ずしも資格は必要ないと説明しました。
しかし、有利になる可能性があるかと言われれば結論
業務に関連する資格取得によって転職が有利になる可能性は高い
です。
海外との取引がある企業であれば英語力が試されますし、財務などが関連するのであれば簿記の資格を取っていることが入社意欲の高さの証明になります。
業務に関連した資格取得を行っておくことによって入社後も継続的に勉強してくれそうな印象を与えられます
20代転職を有利にしてくれる資格6選
英語
英語はグローバルなこの時代に合って損しないスキルのひとつです。
英語が理解できることによって
・同僚/社外の外国人とのコミュニケーションが円滑になる
・世の中の情報収集をグローバルで一番使われいる英語で実施できる
というメリットがあります。
TOEICは厳密にいえば受かる、受からないという資格ではないのですが、TOEICの点数が730点を超えてくると一定英語ができるという証明になります。
僕自身もTOEIC780点を2年前くらいに取得してから勉強してないのですが、日常会話くらいはできるという証明にはなっています。
別記事で英語を学ぶメリットや勉強法について別記事で書いているので英語を勉強したい方は読んでみてください。
TOEICの点数だけではなく、話すことも意識して書いています。
英語以外の外国語【中国語・ベトナム語・スペイン語・タイ語 etc…】
英語をすでに話せる人は別の外国語があると、その国に進出しているところで重宝されるので役立つ可能性があります。
日本語と英語を話せる日本人は多いですが、3か国語目を話せると様々な場面で重宝される会社もあります。
ちなみに僕はベトナム料理が好きでいつかベトナムで暮らしたいなと思ってベトナム語をこつこつ勉強中です。
日商簿記検定
日商簿記もビジネスパーソンとして持っておいて損のない資格のひとつです。
何かしらの事業がどの会社でも行われていてその中でのお金の出入りがどうなるのかを学べるのでどんな会社でも使えます。
特にマネジメント側になったり、財務に関わる仕事になったりする場合は日商簿記検定があると役に立つでしょう。
別記事で僕自身も日商簿記2級を持っているのでその経験をもとに記事を書いています。
簿記ってどんなものなのかが分かるような書籍も紹介しているので、興味はあるけど何を勉強するのかイメージが湧かない方は書籍から読んでみてもよいと思います。
中小企業診断士
中小企業診断士についての解説をオンライン資格取得で有名なスタディングさんに説明があったので引用します。
中小企業診断士とは、経営コンサルタントとしての唯一の国家資格です。
資格合格パートナー「スタディング」より引用(中小企業診断士の概要)
中小企業診断士の資格を取得すると、経営全体を幅広く診断し、解決策を立案できる能力が身につきます。
厳しい経営環境の中、企業は専門知識だけでなくさまざまな経営課題を解決してくれる人材を求めている傾向です。こういった企業のニーズにマッチするため、多様なビジネスシーンでの活躍が期待されています。経営コンサルタントとして独立したい方はもちろん、企業の中でキャリアアップしたい人や、よりマネジメント的な仕事にキャリアチェンジしたい人に有効な資格といえるでしょう。
難易度のかなり高い資格でMBAで学ぶような経営に必要な知識を網羅的に把握できているという証明になります。
コンサルタントに転職したい人や事業全体を見ていきたいような人、経営について学びたい人におすすめな資格です。
ITパスポート
ITパスポートについての解説を引き続きスタディングさんに説明があったので引用します。
「ITパスポート」とはITにおける基本的な知識を持つことを証明できる国家資格。
資格合格パートナー「スタディング」より引用(ITパスポートの概要)
試験ではセキュリティやネットワークなどといったITの基礎知識だけでなく、経営戦略やマーケティング、財務や法務など現代のビジネスに必要な幅広い分野の知識が求められます。
難易度は高校生でも取得するくらいのものでそこまで高くありません。
会社によってはITパスポートの資格取得を昇格条件に設けていたり、な会社も出てきています。
セキュリティや財務・マーケティングなどビジネスに必要な基礎知識を網羅的に学べるので、ビジネス基礎の知識が一定あることを証明できる資格になります。
その他特定業種関連資格
必須ではなくても、特定の業界で働くなら持っておくと有利な資格もあります。
仮に直接業務上関係なかったとしても、対象の業界の知識をつけようとしている時点で入社意欲が伝わります。
また、持っていると入社後に有利になる場合もあります。
例えば不動産投資の会社では、宅地建物取引士があると資格奨励金として毎月5,000円程度もらえますところも
業務上宅地建物取引士を持っていなくてもできる職種でしたが持っていると対象業界について勉強しようという意欲が伝わります。
持っていなくても大丈夫ですが、特定業界によっては持っていると良い資格をいくつかご紹介します。
業界・職種 | 資格名 |
---|---|
不動産 関連 | 宅地建物取引士 |
金融業界 | 証券外務員資格 ファイナンシャルプランナー |
法律系 | 社会保険労務士 行政書士 |
WEB/ マーケティング関連 | 統計検定 上級WEB解析士 |
忙しい20代社会人が勉強時間を確保する方法
忙しい社会人が勉強するにはどうすればいいのでしょうか。
忙しいと仕事や家事で疲れてしまってなかなか勉強できないですよね。
僕もTOEICを勉強したときは月の残業時間が80時間を超えていたのでかなりしんどかったのを覚えています。
しかし、隙間時間を有効活用できるようになってからはだいぶ効率的に勉強ができるようになりました。
僕が実践した勉強時間を作る方法を9つにまとめました。
できそうなものからでよいのでぜひ実践してみてください。
それぞれの項目の詳しい内容については下記記事で紹介しているので、勉強を効率的にできるようになりたい人は覗いてみてください。
【まとめ】とりあえずで勉強し始めるのはNG!目的をもって取り組もう
勉強をすることが目的になってはいけません。
その知識を活かして何をしたいのかが重要です。
何を勉強するのかを考える前にまずは何のために勉強するのかを考えましょう。
そして、考えた目標や目的は忙しかったり甘い誘惑があったりすると忘れてしまいます。
忘れないための仕組みを作って継続して勉強できる環境を整えたいですね。
できれば毎日思い出せるようにスマホの画面に書いて置いたり、壁に張ったりして常に見える位置に書き留めておきましょう!
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