転職で何社応募するのがベスト?【経験者と未経験者で異なります】

転職時の応募社数 はどうする?

※本記事には一部PRを含みます

はじめての転職活動だと、何社くらい応募しようか迷いますよね。

僕も転職活動をしたときはよくわからず、転職エージェントの言いなりで応募してました。

言いなりになるのではなく、本当に必要な応募数なのかをしっかりと見極めないと大変なことになるかもしれません。

この記事では僕の経験談なども交えながら、転職での応募社数をどの程度にすればよいのかについてまとめました。

応募数を考えるうえでの参考になれば幸いです。

この記事は下記のような人におすすめです。

・転職活動を始めたが何社くらい応募すればよいのかが分からない人
・転職を成功させるための応募のポイントが知りたい人

目次

【経験談】僕は転職エージェントの口車に乗せられ大量応募で失敗しました

僕は転職エージェントの口車に乗せられ大量応募で失敗しました

何社応募するのがベストなのかを見ていく前に僕の失敗談について触れさせてください。

同じような思いをしてもらいたくないです。

僕はインターネット広告代理店から事業会社のWEBマーケターへの転職をしたいと思ってエージェントに登録し転職活動をはじめました。

いろいろ話してると転職エージェントは、

エージェント担当者

ネット広告代理店から事業会社への転職は書類通過率10~20%なので20社は受けた方がいいです

といったので真に受けて20社応募しました。

その結果、書類選考通過が16社あり、週に10社面接対応するという地獄の時間でした、、、

正直、仕事をしながら受けていて、企業のことをなかなかしっかり調べる時間がなくて面接相当つらかったです。

1次面接を終えた後にいくつか辞退させてもらいました。

よく僕の意図を理解してくれていて、内定をもらえたら入社を考えてもよいなという求人をしっかり紹介してくれてのはよかったんですが、面接が入りすぎて毎日1~2社あって本当にしんどかったです。

応募数は世の中の平均応募数に惑わされず、自分の実力値と応募する求人の難易度などを見ながら自分で適性な値を見つけていくのがおすすめです。

転職で何社応募するのがベストか?

転職で何社応募するのがベストか?

転職時に何社応募するのが良いかはあなたの仕事の状況やどれくらいの難易度なのかによっても異なります。

あなたのスキル・経験とどのような条件の求人に応募したいかを考えて応募数を考えましょう。

経験者か未経験かによっても異なるのですが、何社応募するのがベストかの考えを書きました。

経験を活かした転職であれば4~8社くらいでOK

求人内容に対して十分な経験があり、書類をしっかりと作りこんで伝わる内容になっていれば、書類選考通過率は5割を超えます。

もちろん、

・求人に対して十分なスキル/経験があるか
・しっかり伝わる内容になっているか

によっては書類選考通過率5割というのは大きく左右されますのでそのあたりは自分でしっかりと評価をする必要があります。

経験者向けの応募数としてはイメージ下記のような形です。

応募数受ける会社の難易度
4~5社求人内容に対してスキル/経験が十分に満たせている堅実な応募
5~7社堅実な応募にプラスして一部スキル/経験は満たせている(6~7割以上)が
経験が浅い業務もある少しチャレンジした応募を混ぜる場合
7~8社堅実な応募にプラスして、スキル/経験が業務の中で2~3割しか満たせていない
かなりチャレンジした応募を混ぜる場合
経験者転職の応募数イメージ

未経験転職や難易度の高い仕事の場合は6~12社程度

未経験での転職や難易度が高いと感じる転職は少し増やしておくのがおすすめです。

経験者の転職と比べると書類通過は3割程度に落ちるので12社応募すると4社社程度になるかと思います。

そのあとは1つめの面接でどうだったかを判断して追加するなりなんなりしてもよいかと思います。

落ちてしまったら様子を見て追加する

書類選考が思ったより通らなかったら追加しましょう。

面接を受けていてなかなか1次面接が通らない、通る数が少ないと感じたら追加で応募してください。

内定はできれば2社以上取って天秤にかけられる状態で転職するのがベストなので進捗状況に応じて応募を増やしてみてください。

転職は2次面接までが結構多いですが、1次面接が通ったら最終面接は5割くらいの内定率な印象です。

最終面接前のものが何社いけそうかでも応募数を増減させてみるのもいいかもしれません。

転職を成功させるための応募の4つのポイント

転職を成功させるための応募のポイント

①転職エージェントのいうことに騙されないようにする
②大量応募が許される人の4パターン
③面接数が多くなって対応できない場合は辞退も視野に
④第一志望ではない面接を最初に入れて経験を積む

転職エージェントのいうことに騙されないようにする

大手転職サイトのdodaによると平均応募数は21.4社という数字があります。

dodaを利用して求人に応募した人の書類通過率と一次面接通過率(※)を元に計算してみると、あくまで数字の上での話になりますが、「1社以上の内定を得るためには、4社の面接を受ける必要があり、そのためには19社の求人に応募する必要がある」ということが分かりました。また実際には、一次面接の先に二次面接や最終面接など、複数回の面接が設定されていることもあるため、内定獲得に必要な応募社数はさらに多くなります。こう考えると21.4社という平均応募社数も納得の数字といえます

doda『転職成功者の「平均応募社数」』より(2022年1月~12月の平均)

どのような状況でここまでの数字になったのかわかりませんが、最初に応募した数はこの半分くらいで、その後様子を見て追加したのかなと思います。

最初から20社も応募して書類選考を行い、面接予定が10社以上になってしまうと僕の体験談のようにかなりしんどい状況になってしまうので注意してください。

大量応募が許される人の4パターン

とはいえ、大量応募する人、したい人も一定いるのかなと思います。

大量応募されるケースは下記4パターンくらいです。

有休消化中の人
②離職中の人
③社会人経験はあるが難易度の高い未経験職種にチャレンジしたい人
④あなたのスキル/経験からしてチャレンジングな仕事に応募したい人

有給がかなりたまっている人は退職を伝えてから転職活動を行い、有休消化の40日分とかを使って実施する人もいます。

このような形で時間的に余裕がある人は大量応募でも一定さばけると思いますが、仕事をしながらはなかなか大変です。

③/④のケースについては、無理に数をこなすよりも複数回の転職を通して理想的な仕事に就くような形でキャリアプランを考えてもよいかもしれません。

複数回の転職を通して理想のキャリアに近づくことについては、下記本でその考え方や具体的な方法が書かれているのでよければこちらを読んでみてください。

面接数が多くなって対応できない場合は辞退も視野に

継ぎ足しで応募してみたけど思ったより面接が多くなった場合は辞退も視野に入れましょう。

1次面接を通過したり書類選考が通った後に改めて面接準備をしているとこの会社にはあまり興味がないなと思う場面も出てきます。

十分に内定が取れそうな場合はこういう会社は辞退しておくのが相手にとっても効率的で無駄な時間を過ごさなくてよくなります

第一志望ではない面接を最初に入れて経験を積む

転職経験者はわかるかもしれませんが、面接回数を重ねることによって

・回答内容がブラッシュアップされる
・様々な質問をぶつけられることによって他に準備しておくべきことが見えてくる

ということがあります。

いきなり第一志望に応募してしまうとあまり考えが回っておらず本来はしっかり準備できていれば受かるはずだったところに落ちてしまう可能性もあります。

1~2社第一志望ではないところを面接してからほかの会社に応募するのがおすすめです!

【まとめ】面接を詰め込みすぎず本当に入りたい会社の事前準備を丁寧に

面接を詰め込みすぎず本当に入りたい会社の事前準備を丁寧に

転職活動において応募数も内定を獲得するためのひとつの要素です。

多すぎてしまうと僕のようにそんなに面接できないよ!となりかねません。

本当に書類や面接が通過するのかが不安でたくさん応募したくなる気持ちもわかりますが、ひとつひとつの面接の準備に時間をかけられなくなってしまっては本末転倒です。

どのような求人に応募しているかと事前準備の質が面接の合格率を大きく左右します。

面接の準備方法については下記にまとめているので良ければこちらを読んでみてください。

企業研究や質問への準備などがしっかりとできる内容になっています。

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この記事を書いた人

元ネット広告代理店勤務で現在はとあるサービスのWEBマーケ職。代理店から事業会社への転職経験をもとにブログを書いてます

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