未経験でのコンサル転職は通常の転職とは異なりコンサル特有の面接などへの対策が必要となるためかなりの労力を有します。
しかし、コンサル業界ではより経営に近いところで仕事ができ年収も高く、その後のキャリアも様々な方向に歩めます。
競争率は高いですがその分やりがいや理想とするキャリアに近づける可能性が高まります。
本記事ではコンサル特化型の転職エージェントにも話を聞きつつ、未経験からのコンサル転職を実現する方法をまとめました。
未経験からのコンサル転職を実現してあなたの理想のキャリアを歩みましょう!
本記事は下記のような人におすすめです。
【そもそも】未経験でコンサル転職は可能なのか
未経験からのコンサル転職という言葉を、コンサル業界に行くか悩んでいる方はよく聞くかもしれませんがこれは本当なのでしょうか。
複数転職エージェントが7割以上の転職者が業界未経験だと公式サイトに書いているので基本的には本当だと思います。
■コンサル特化型エージェントの未経験転職者割合
【ムービン】8割※参考URL・引用元
【MyVision】7割※参考URL・引用元
コンサル特化型エージェントに直接話を聞いてみましたが、未経験でもスキルや経験、事前準備次第で十分可能だとおっしゃっていました。
僕が所属していたネット広告代理店からも把握しているだけで日系・外資のコンサルに3名程転職してましたので未経験からでも十分可能です
未経験コンサル転職が実現しやすい年齢は?
未経験でのコンサル転職では結論35歳以下程度が転職できるひとつの目安になります。
よほど特筆したスキル・経験があれば30代後半でも可能ですが基本的には35歳以下、できれば20代のうちにチャレンジした方がポテンシャルを加味して採用してくれます。
年齢が上がれば上がるほど即戦力を求められます。
未経験でのコンサル業界転職をしたい人は30代前半までのチャレンジがおすすめです!
未経験でコンサルに転職するメリット・デメリット
未経験コンサル転職のメリット
コンサル転職の魅力はやはり経営に近い上流の仕事に携わって大規模なプロジェクトや難易度の高い業務をハイクラスな人材とともに遂行する経験が得られることです。
また、キャリアとしての汎用性も高くコンサル経験を活かして独立したり転職したり様々な可能性があります。
未経験コンサル転職のデメリット・注意点
コンサル転職のデメリット・注意点としては激務な可能性があること。
特にプロジェクトが佳境に入ったタイミングなどではかなりしんどい思いをする可能性は覚悟しておきましょう。
また、成果が求められる環境でもあるので結果を残せないと社内で居づらくなる可能性もあります。
未経験のコンサル転職に求められるスキル・能力
ロジカルシンキング
ロジカルシンキングはコンサル業界に行く気のない人でも知っている、コンサル業界で求められる重要なスキルであることは疑いようがありません。
事業や経営の複雑にはびこる課題を把握・整理し、解決していくためには論理的思考力が不可欠です。
ゼロベース思考・仮説思考などの思考方法などを勉強し普段の仕事で実践しておくのが良いでしょう
高いコミュニケーション能力
コンサルタントは、多くのプロジェクトメンバーや経営に近いところで仕事をしているクライアントとのコミュニケーションが必要となります。
コンサルタントによっては、ロジカルシンキングの方が後から鍛えやすいからなのかコミュニケーション能力の方がロジカルシンキングより重要だと考える人もいるようです。
ストレス耐性・体力・忍耐力
コンサルタントはよく激務だと言われます。
求められる要求も高く、ストレス耐性や粘り強く考える忍耐力も必要な要素となってくるでしょう。
プロジェクトの佳境に入るとかなり忙しくなり精神的・肉体的にもしんどい時期が続くかもしれないということを覚悟しておく必要があります
(できれば)英語力
日系のコンサルティングファームやシンクタンクに行くのであれば必要ないかもしれませんが、外資を目指したいなら英語力は必須。
国内でも大手では英語力があると望ましいと考えるところもあるようです。
外資/内資なのかやどの市場を狙っているのかによっても変わってくるので求人内容をよく確認しましょう
未経験からコンサル転職をするときにあると内定に近づく経験
IT・DX関連
近年、ITシステムの導入やDX関連の需要は高まっています。
社内で大規模なITシステムの導入をしたりDXを通して業務改善を進行した経験などが重宝されます。
急速に高まるIT・DXの需要に追い付かず人材不足なので転職しやすく即戦力としての活躍の場も多くあります。
特定業種での深い経験
コンサルファームは特定業域に区分けした組織体制になっていることも多いです。
金融、製造、ヘルスケア、素材、エネルギーなど特定業種での深い経験・知見があることによって重宝される可能性も高いです。
コンサルファームによってはどの業種に強いとか最近この業種の人材を求めているというのもあります。
こういった情報収集はコンサル特化型エージェントに聞くのが手っ取り早いです。
特定職種での専門性
業種もそうですが、特定の職種での専門性も高く評価されます。
マーケティング、データサイエンス、会計、人事など特定の職種での専門性を活かすのもよいでしょう。
経営・事業などの問題解決事例
経営に近いところで仕事をしてきた人や事業部のマネージャー、会社を横断してプロジェクトの旗を振り解決してきた経験などはコンサル転職で重宝されます。
小さい規模であったとしても、十分アピールポイントになります。
その時にどう考えて行動し解決したかのプロセスを様々な観点でヒアリングされるかもしれないので準備しておきましょう
複雑・多数の人間が関わるプロジェクト管理
部署を横断したようなプロジェクトに参画し進行してきた経験もコンサル転職に役立ちます。
その中のエピソードとしてコミュニケーション能力の高さや課題解決のプロセス、自頭の良さなどが実績から垣間見れます。
コンサルタントとしてもプロジェクトの進捗管理を多数の人間を巻き込みながら実施していく可能性は高いです。
類似する経験があると再現性が高く活躍するイメージが湧くのでコンサル業界の仕事を理解したうえでアピールポイントを伝えると良いでしょう
マネジメント経験
マネジメント経験のある人は
・チームのリーダーとして売上や目標管理
・上位レイヤーへの報告
・チームの問題解決
・品質管理
など多岐に渡る業務をこなしてきておりコンサルにも通じるところがあります。
3~5名程の小規模だったとしても若手であれば十分評価されます。
未経験でコンサルに転職するための4ステップ
適切な転職エージェントを選ぶ
未経験でのコンサル転職では、転職エージェント選びがかなり重要なウエイトを占めています。
コンサルファームへの転職をするために
・業界理解/各コンサルファームの理解
・職務経歴書対策
・ケース面接対策
などが必要となり、難易度の高いコンサル転職では一人で突破するのはかなり難しいです。
この後の項目でおすすめな転職エージェントを紹介しているのでよければ参考にしてみてください。
コンサル業界を理解する
コンサル業界の理解度が浅いとそもそも箸にも棒にもかかりません。
業務内容の理解が一定あることはコンサル転職にとって最低限必要なことです。
なかなかコンサル業界の仕事というのがイメージしづらいので身近にコンサル業界で働いている人がいれば話を聞いてみましょう。
コンサル特化型エージェントに登録すれば、業界理解や仕事内容の理解のための情報提供をしてくれます
どの職種に転職するのか決める
コンサル業界と一言で言っても
戦略系コンサルタント/総合計コンサルタント/会計系コンサルタント/財務系コンサルタント/人事系コンサルタント/事業再生コンサルタント/シンクタンク系コンサルタント
など様々あります。
ただたんにコンサルタントになりたいというだけでなく、どういったコンサル職種に行きたいのか方向性を定めましょう。
企業選定を行い企業毎に適した対策を行う(書類・ケース面接)
日系なのか外資なのか、どの企業なのかで対策すべき傾向が違っています。
書類でアピールするべきポイントやケース面接の対応などしっかりと対策をしておくことが重要です。
転職エージェントを活用すると、過去の面接を受けた人からの情報をもとに対策を入念に実施できます。
未経験でコンサル転職を実現するコツをコンサル特化型エージェントに聞いてみた
コンサル特化型転職エージェントのMyVisionに未経験転職者がコンサル転職を実現するためのコツ・ポイントを聞いてみました。
転職タイミングを見逃さないこと
コンサル転職では入りやすいタイミングが存在します。
大量採用を行う時期もあり、そのタイミングだと比較的入りやすいです。
大量採用をする情報を受け取るには、転職エージェントとコンタクトを取っておくのが手っ取り早いです。
コンサル転職は、年齢によって転職の難易度が大きく変わります。特に30代以降はコンサル未経験者の採用意欲が減少するので、ご自身の年齢を考慮しながら、転職活動を開始いただくことが重要です。
コンサル業界をきちんと理解すること
コンサル業界は華やかなイメージがある一方で泥臭かったり光の当たらないところでの仕事が多くなります。
業務内容にギャップがあると面接を通過できませんし、通過できたとしても転職後大変な思いをします。
コンサル業界をきちんと理解することです。華やかなイメージもありますが、クライアントの黒子になり、企業の成長をサポートする必要があります。面接でも求職者様の業務イメージと現場の業務のギャップがある場合、なかなか選考に通りにくくなってしまうで、正しい業務理解をしておくことは重要です。
自分に合った転職エージェントを選ぶこと
コンサル転職は事前準備を他の業界に行く時よりも入念にする必要があります。
求人紹介だけだとケース面接だけの対策を自分で行わなければなりません。
コンサル特有の対策をしっかりとやってくれるエージェントに相談しましょう!
ただ求人を紹介しておしまい、面接対策は全く行わない、紹介できるコンサル求人が少ないといったエージェントも少なくありません。ご自身に一番マッチしているエージェントを選ぶことは、ご自身のキャリアを最大化させられる転職ができるかに大きく影響するのではないかと考えております。
未経験のコンサル転職に強い転職エージェント4選
コンサル業界に強みを持つおすすめな転職エージェントを紹介。
気になるものから2つほど無料相談を受けてみて相性の良いと感じるエージェントをメインにしましょう。
どのエージェントか迷ったらとりあえずMyVisionを活用するのがおすすめです!
MyVision【コンサル特化】
MyVisionはコンサル特化型の転職エージェントで200社以上のコンサルファーム・シンクタンクへの紹介が可能。
・コンサル業界出身者
・他転職エージェントでコンサル転職を支援してきた人
・コンサル業界で人事をやっていた人
などコンサル業界経験豊富な担当者が徹底的にサポートしてくれます。
コンサル転職支援実績トップクラスのエージェントなので利用しておいて損はありません!
MyVisionについては個別記事でも説明しているので興味のある方はこちらの記事を読んでみてください。
ムービン
ムービンはボストンコンサルティンググループ出身者が設立したコンサル業界特化の転職エージェント。
創業25年以上の実績とノウハウがあり、コンサル特化型転職エージェントとしては老舗。
長年やってきたからこその特定企業との太いパイプがあるのが強みです。
JACリクルートメント
JACリクルートメントはハイクラス転職で国内トップクラスの実績を持つ転職エージェント。
各分野に専門性の高い担当者をそろえていてコンサル業界に特化した担当者も在籍しています。
コンサル業界を中心にしつつ他業界の情報も知りたい方はJACリクルートメントがおすすめです。
アクシスコンサルティング
アクシスコンサルティングは創業20年の長年にわたってコンサル転職を支援してきたエージェント。
平均サポート期間は3年となっており中長期にわたってあなたのコンサル転職支援を粘り強く伴走してくれます。
未経験転職実績も多く保有しており、カスタマーサポートやマーケター、システムエンジニアなど様々な職種からのコンサル転職を実現しています。
【まとめ】未経験でのコンサル転職はエージェント選びが重要
コンサル転職では前述した通り
・コンサル業界の知識
・書類選考対策
・ケース面接対策
が非常に重要でなかなか一人で対策するのが難しいです。
本気でコンサル転職を狙うのであれば、コンサル業界に精通した転職エージェントにサポートをお願いするのが良いでしょう。
コンサルに強みを持つ転職エージェント4社を紹介しましたが、一番のおすすめはMyVisionです。
良い転職エージェントを見つけしっかりと対策を行いコンサル転職を実現させましょう!
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