転職面接の前って
どんなことを聞かれるんだろう??
うまく回答できるだろうか??
などと不安になりませんか?
僕は、初めての面接前はかなり緊張していて、もっとここ調べればよかったかなと頭をよぎってました。笑
しかし、しっかりと準備ができていれば不安は少なくなり自信をもって回答できます。
この記事では、3度の転職活動を経験している僕が転職面接で想定される質問をまとめました。
この記事は下記のような人におすすめです。
転職面接での想定質問【導入・退職/志望理由】
導入部分での面接での失敗でそのあとの時間はほぼ無意味になります。
時間をかけてしっかりと自己分析を行いなぜ転職をするのか、どうしてその会社なのか、なぜ現職に留まるのではなく転職なのかを明確にしましょう。
面接最初の導入時にされやすい質問
自己紹介もしくはこれまでの職歴(職務経歴書に従って)
自己紹介と職歴はほぼ100%聞かれるので考えておきましょう。
できれば、1分程度で話せる内容と3分程度で話せる内容などで考えておくと臨機応変に対応できると思います。
僕は面接官が自身の仕事内容を説明してくれる時は3分程度、面接官自身の紹介が淡白で短い場合は1分以内に簡潔に話をしてました
自己紹介を経歴を踏まえて話してくださいと丁寧な面接官もいれば、自己紹介お願いしますと言われたりするので面倒な質問ですよね。
職務経歴書に書いただろって思う気持ちもあると思いますが、話す内容によって相手が突っ込んでくるポイントも変わってきたりもするので以外と重要だったりします。
現職を選んだ決め手
現職を選んだ決め手というのは職歴が長くなればなるほど忘れますがたまに聞かれます。
僕は新卒で9年近く働いた会社で新卒の時のことなんか忘れたよって思いました。汗
何を話せば響きそうかをポイントをまとめておきましょう。
なぜ現職で働き始めたのかそこで何を得たのかなどを考えておくと良いでしょう。
今日はどうやってここまで来られたんですか?
たまに何を意図して聞かれてるのか、これでアイスブレイクになってるつもりだと思ってるのかわかりませんが聞かれたりします。
端的に答えてあげればいいと思います。
時事や季節に関する質問
この辺も臨機応変に。
アイスブレイクのつもりで聞かれていると思います。
退職・転職理由に関する質問
なぜ今退職を検討しているのか
退職を検討している理由を聞かれています。
なぜこのタイミングなのかまで合わせて答えられるとよいでしょう。
ネガティブな内容は避けた方がよいです。
ネガティブな理由もうまく言い換えればポジティブに伝えられたりするので伝え方が不安な人はエージェントに相談するのがよいと思います。
なぜ転職を検討しているのか
こちらも上記と近しいですが、少しニュアンスが異なるかと思います。
転職で何を実現したいのか、それは転職しないと実現できないのかなどをそのあとに突っ込んで聞かれる可能性もあるので、最初から話す必要はないかもしれませんが考えておくと無難かと思います。
現職に留まる可能性は考えなかったのか
転職の意欲について確かめられてると思います。
現職を退職する意向がどの程度あるのかを確かめていて、とりあえずいい仕事ないかなと面接に来ているのか、本気で転職しているのかについて問われていると考えてよいかなと思います。
(在籍年数が短い場合)なぜ1~2年での退職を考えたのかを具体的に教えてください
最近は転職が当たり前になってきているのである程度転職者に慣れているとは思いますが、1~2年での転職というのは特に日系企業であればそこまで経験がなかったりします。
終身雇用が崩れてきているとはいえ、ある程度長く働いてもらいたいと考えているのが企業の本音。
なぜ短い期間での退職になったのかを入社したい理由に絡められるような内容でしっかり考えておくとよいです。
何度も言いますが、ネガティブな内容は極力避けたいですね。
(転職回数が多い場合)数年で何度も転職をされていますが、何度も転職する理由は
早期退職しないかを懸念されてこの質問をされている可能性が高いです。
転職回数が多い方はこちらの質問にもしっかり回答できるようにしましょう。
会社にしっかり貢献してくれる人なのかなというのを印象付けることも場合によっては可能だと思います。
(未経験の場合)なぜ未経験の職種にチャレンジしようと思ったか?
全く未経験の仕事の場合はなぜ未経験職種にチャレンジしようと思ったかをほぼ確実に聞かれます。
また、回答の後にちょっと意地悪な質問をされたりしやすかったりします。
この回答をしたらどういう突込みが来るかを想定しておくとよいかもしれません。
未経験職種だとしても、
・現在の職種のこういうところが一致しているので応用が利き活躍できると自負していること
・現職の中でそういった職種の中で関わる機会があったというような具体的なエピソード
などを面接官が納得しやすい理由を用意しておくと良いでしょう。
ちなみに未経験転職であれば、エージェントを活用しておくと対策がしやすいですし、未経験歓迎の求人情報を豊富に有しています。
また、本当に未経験でも内定が出るのかどうかなども情報として持っているので未経験歓迎のエージェントを活用がおすすめです。
下記記事の中で未経験転職におすすめなエージェントについてもまとめているので良ければ参考にしてみてください。
(未経験業界の場合)今のずっと続けるというようなキャリアは考えなかったのですか?
今働いている業界の中でキャリアを積んでいった方がスムーズに年収を上げられたり現在の知識や経験を活かしたりした方が働きやすいです。
その中であえて変更するにあたった経緯を聞かれます。
別業界で新たなチャレンジをすることはそれ相応の努力が求められ、負荷もかかる中でしっかりとやり切れるのかが問われます。
僕もインターネット広告代理店で勤務していて事業会社に転職したときは代理店でキャリアを築いていく考えはなかったのかと聞かれました。
(離職期間があれば)離職期間はどのようなことをしていたのですか?
離職期間がない方ができればいいんですが、ある場合は誠心誠意答えるようにしましょう。
留学や大学院などポジティブにとらえられる場合もありますし、家庭の事情であれば仕方がないよねという場面もあると思います。
志望理由に関する質問
転職先企業を選ぶポイントは?
これは志望理由ではなく、どういったポイントが決め手になるのかを聞かれています。
個人的に一番無難な回答は、
みたいな回答です。
そのままではなくもう少し肉付けしたりしてほしいのですが、自分のことだけじゃなくて会社の成長や貢献について考えてますよっていうのがアピールできます。
やりたいことも実現でき双方にとってWIN-WINの関係であることが伝えられると良いです。
当然、志望理由もこの質問の前後で回答していると思うのでこのポイントが満たされているような内容になっていないと整合性が取れず落ちる要因になります。
志望動機(同社にご興味を持たれた理由)
志望動機は必ず聞かれるので考えておきましょう。
志望動機をしっかりと練って独自のものにするには自分が転職で成し遂げたいことをしっかり考えておくことと、業界・企業研究が欠かせません。
また、
それってうちじゃなくてもできますよね?
っていう決まり文句ではないですが、言い方を変えてこういう質問を切り返される可能性もあるので自分で突っ込みを入れながら志望動機を考えましょう。
必ずしもその突っ込みを入れて考えた内容をすべて伝えなくてもいいと思います。
志望動機はポイントを絞って端的に重要なことだけを伝えて、別途突っ込んでもらってしっかり回答できた方がよい印象の場合もあると思います。
なぜこの業界なのか
業界について、またはなぜこの商品・サービスの会社を選んでるのかということも聞かれるかもしれません。
できれば実体験ベースでインターネット広告代理店でそういった商材の経験が多いなどがあれば望ましいです。
実務でかかわりのない業界であれば、業界の魅力や今後の成長性などをしっかり調べてあなたのやりたいこととすりあう形で話をするのがよいと思います。
なぜこの会社なのか(当社でなければならない理由)
その業界の中に様々な商品・サービスがあるがなぜこの会社なのかを回答しましょう。
ビジネスモデルに違いがあったり、狙っているでモグラやサービスのコンセプトなど調べれば明確に違う点があったりするのでそのあたりは事前に調べておけるとよいですね。
ここで調べた内容が志望動機の内容にもつながると思います。
別記事で業界・企業研究についての内容をまとめているのでしっかりと考えて対策をしましょう。
当社以外に受けている企業は?なぜその企業を受けているか?弊社との共通点・違いは?
必ずしもすべてを正直に答える必要はありません。
たまに企業名をいう人がいますが、○○系の会社でみたいな感じで業界とか商品・サービス群などで回答すればいいと思います。
BtoCとBtoBで全く異なる業界を受けていたりする場合は、論理的な理由を説明できない限り言わなくていいと思います。
共通点や違いなど明確に答えられるようなところに絞って回答しましょう。
転職先を選択する決め手はどこになりますか?
転職先を選ぶうえで最重要視しているポイントは何なのかを問われています。
そのうえで、御社が一番なんだといえるような話し方を端的にできればいいなと思います。
過去~未来のキャリア・知識・スキルに関する14の質問
主に職務経歴書に記載の内容から深堀されたり、それ以外の業務について聞かれることが多い質問です。
あなた自身のキャリアの棚卸をしっかりと行い、
・どういう仕事の時にどんなことに気を付けて仕事を進めていたか
・その時の問題/課題/改善点はどこだと判断して行動しどんな結果を得たか
・そこから何を学んだか
を分析しておきましょう。
これまでのキャリアについて
これまで印象に残っている業務とその理由
少しでも具体的にどんな業務をしてきたのかやどんな経験について印象に残っているのかを聞いて、具体的に活躍できそうなのかやその人の業務に対する考え方を知りたいための質問かと思います。
当時何を意識して仕事をしていたのか?業務を行っていく上で苦労したこと・注意していたこと
上記の質問に付随してさらに掘り下げるための質問になります。
業務をしている際にどんなことに気を付けているのか、ビジネスパーソンとしての思考特性などを把握したくて質問していると思います。
仕事の時にどのようなことに気を付けてやっているのかを把握したりストレス耐性などを見ていたりすると思います。
成功体験についてと成功できた要因
転職希望者にとって一番語りやすいのが成功体験で
・どんな状況でどんな課題と向き合ってどう解決してきたのか
・仕事のスタイルや向き合い方
・周囲の巻き込みができる人なのか
などを見ている質問だと思います。
再現性高く成果を残せるかどうかを見ている質問になります。
再度同じ業務をやるならここを改善すればもっとうまくいくというところはありますか?
どんな仕事の中でも振り返って学べることはあります。
成功体験の中からでもしっかりと反省をして次につなげられているのかを確認しています。
最終的には再現性高く仕事をしてくれるのかを見ている質問だと思います。
現職の勤務時間帯と労働時間
残業などどの程度耐えられそうかを聞く質問だと思います。
正直に答えたうえで面接官の反応をうかがってみましょう。
結構残業してるんですねーとか弊社だともう少し残業時間長いんですが大丈夫ですか?などというような感想や質問がそのあと想定されます。
入社後当社にどのような点で貢献できると考えているか
転職者は自分の希望を叶えるために転職活動をしていると思いますが、企業側は転職者を即戦力として迎え入れ事業拡大に貢献してもらうことを目的に採用活動をしています。
この質問に詰まってしまうようでは、あまり会社への貢献について考えていないのかなと思われてしまう可能性があるのでしっかりと考えておきましょう。
現職での失敗/挫折経験とその克服法や学び
失敗体験から振り返ってどう改善していっているのかやストレス耐性、自分自身の課題が見つかったときにしっかりと改善ができる人なのかを見られていると思います。
転職後に実際に何か壁にぶち当たっても乗り越えて活躍していけるかをイメージしたいための質問かと思います。
マネジメント経験はありますか?どれくらいの規模・業務範囲で何を気を付けてマネジメントしていましたか?
マネジメントレイヤーに慣れる人間を育てるのは大変です。
できれば、すでに経験があれば将来的にマネジメントをしてほしいと思っていれば聞かれる可能性があります。
マネジメント経験があるのであれば、職務経歴書でもアピールしておくと質問してくれると思います。
どれくらいの規模や役割の範囲だったのかも簡潔に伝わるとイメージがわきやすいと思います。
マネジメントでの失敗経験
マネジメントをいきなりすべてうまくやれる人なんて基本いません。
失敗したとしてもそこからどう学び行動したのか、弊社に入った際は失敗経験などから学び、再現性高くやれるのかを問われていると思います。
会社から与えられていた目標はどのようなものでどの程度達成できたか?その中での課題をどう解決していったか?達成までどう行動したか?
目標到達までのプロセスでどのような行動を起こしたのか、それを再現性高く弊社でもやれるのかを確かめるための質問だと思います。
業務でやってきたことを振り返って状況の説明やその中での課題をどう見つけて解決していったのかを話しましょう。
知識や業務経験を確認する質問
転職で来られる方は基本的に即戦力を求めている場合が多いので知識や業務経験を確認する質問は非常にバリエーションが多く洗い出しづらいです。
例えばこんな感じで質問が来る可能性があるということを念頭に置いて自分の経験やスキルを棚卸ておくとスムーズに回答できると思います。
(あなたの現職が属している業界や職業を前提として)〇〇という技術が台頭してきているがどのような理解で今後どのような影響があると想定されるか
新しい技術など自分がわからないことが出てきたときにどう対応していくのかやどう解釈をしているのかについて質問されていると思います。
また、法律改正による規制や海外の影響なども業界の状況などによっては問われると思います。
普段から自分の専門領域での新しい技術や考え方についてはキャッチアップしておいて自分の意見を持っておきましょう。
職種に関連する技術や職務経歴書に関連したスキルなどに対しての質問
入社後にしっかりと活躍できる人材なのかどうかを確認するために知識やスキルなどについて質問される可能性があります。
例えば、WEBマーケターであれば
・GA4とユニバーサルアナリティックスに切り替わって困ったことやここが便利になったなと思うところは?
・リスティング広告のアカウント分析をしようと考えたときにどのように分析していきますか?
というような質問がされるかもしれません。
もう基本切り替わっているのでそこまで聞かれないかもしれませんが、GA4触れるというようなことを職務経歴書に書いているとどの程度触れるのかを確認することで、本当にスキルがあるのかを確かめていると思います。
面接官はあなたのスキルチェックをしていますし、逆に転職者の方は自分の知識・スキルが十分にあることをアピールできる場でもあると思うので適切に回答できるようにしましょう。
求人に書いた業務内容の進め方についての質問
求人内容には任せたい業務内容が書かれていてそれをどのように推進していくのかについても聞かれると思います。
例えば、企業がインターネット広告の運用をインハウス化したい場合
インハウス化を進めていこうと考えていますが、インハウス化するにあたって重要なことはなんだと思いますか?
というような質問をして、具体的な業務を進めるイメージがあるのかやしっかりと成功させてくれるのかを見ていると思います。
今後のキャリアについての質問
弊社でどのようなキャリアを描いていきたいですか
場合によっては、「5年後、10年後どのようになっていたいですか?」と聞かれるかもしれません。
その場合に将来また転職してステップアップしたいというような本音ではなく、転職先企業内でどのようなステップアップをしていきたいのかを答えましょう。
長期的なキャリア形成の場として選んでくれているのか、短期で辞めそうにないかを問われていると思います。
現在足りない知識やスキルに対しての質問
転職は収入アップの側面もありますが、今までのスキル・経験を広げていくための転職もあると思います。
その場合、現時点ではスキル・経験・知識が足りていないことになるので、それをしていきたい場合は現在どのような努力をしているかを聞かれると思います。
例えば、目標が事業会社のマーケターである場合、
マーケターになるために今勉強していることなどはありますか?
というような質問をされるケースも考えられます。
口だけでマーケティングをやりたいといっているわけではないのかどうかを確認するための質問かと思います。
目標を語る場合は、その目標達成のために今何をしているのかについてもセットで質問されるものだと考えてきましょう。
企業・業界理解に関する7つの質問
会社についての質問はあなたの企業理解度をアピールするチャンスですし、他の転職者と差をつけるチャンス。
様々な情報を収集して分析しておくことで、入社した後のギャップが少なくなることにつながるので時間をかけて置いて損はないと思います。
弊社のビジョン/ミッションについて
理念共感やミッションへの共感などを重要視している企業はビジョンやミッションについてのステートメントなどを読んできているか、読んだうえで共感できるかどうか、自分なりにどう解釈しているかを問われるかもしれません。
だいたいそういう企業はサイトを見れば事前にわかるものなのでそのあたりも読んで自分なりの考えをまとめておきましょう。
会社についての印象
かなりざっくりとした質問ですが、大きな枠でどういったサービスの捉え方をしているのかや業界の中での立ち位置などを踏まえて話すとよいと思います。
こういったざっくりした質問は、その後深堀して様々な角度から突っ込んだ質問が来ることが想定されます。
こう回答したらどんな質問がされそうかを想定しながら業界研究・企業研究をしておくとスムーズに回答できると思います!
弊社サービスを利用しているか、利用してみての感想は?
toC向けのサービスの場合、商品・サービスなどの感想を求められるかもしれません。
触ることができない場合は最低限下調べをしておくといいでしょう。
SNSでの反応やサービスサイトを見た印象などまとめておくとよいと思います。
弊社サービスの強みはどこだと思いますか?
強みはおおむね他社との比較によって生じるものです。
競合サービスなどと比較して異なるポイントなどをピックアップしておくと答えやすいと思いますし、その強みがどう事業拡大に活きてくるのかなどまで考えておけるとより良いと思います。
弊社サービスの弱みや改善点(どのように解決すればよいかも含めて)
よいところだけでなく、どのように改善するともっと良くなるのかについても考えておきましょう。
細かすぎる内容よりは中規模くらいの内容やよりクリティカルな問題だと思うようなものを中心に答えましょう。
あなたのポジションに合わせた観点での改善点
入社後に活躍できる人材なのか、会社に貢献する成果を残せそうかを企業は見ています。
そのため、現状見える範囲での改善点を聞き出すことで、実際に入社したらどのような観点で改善策を考えているのかを見ています。
深堀されるかもしれないですし、かなり事前の情報収集と分析が重要になってきますので、分析力もそうですが企業に対する熱意もわかりますね。
例えばあなたがWEBマーケティング職に就く場合であれば、弊社の広告クリエイティブやSNS、サイトを見たか。どのような改善点を施せばよいと考えるかみたいなことを聞かれるかもしれません。
営業職であれば、カスタマーサポートの充実度や実際に接客を受けたことがあればその時に感じた改善点などを聞かれるかもしれません。
また、営業だとこの商品をどのようにあなたなら売りますかというようなことも聞かれるかもしれないので考えておきましょう。
弊社サービスの将来的な展望や今後どのようにしていくべきかについて
将来的なマネージャー候補などの場合、業界全体を踏まえたうえで今後の展望をどのようにしていくべきかという点で質問されると思います。
業界にある規制や今後の動向、技術革新など様々な観点で業界を調べていきつつ、自社の強みを発揮してどうしていくべきというようなことをまとめておくとよいと思います。
直近の話と3年・5年後くらいにこうなっていくみたいなところまで想定しておくとよいかもしれません。
仮に聞かれなかったとしても、企業の将来的な展望や成長性がある業界なのかを調べておくと入社後長期で働くビジョンも見えてくると思うので考えておきたいですね。
考え方・入社条件・そのほかよくある15の質問
最後の詰めやあなたの考え方やパーソナリティ、コミュニケーション能力について確認する質問が多いです。
かんたんな質問、当たり前な質問が多いように見えていざ聞かれるとうまく回答できなかったりする質問が多いので細かいところまでしっかり対策しておきたい人は考えて置いて損はないと思います。
考え方・行動パターンについての質問
こういう仕事はやりたくないということは?
仕事をする上での考え方や思考パターンについての質問です。
できれば、人間関係以外のところで回答するのがよいと思います。
人間関係について回答するのであれば、そういう苦手なタイプにあったときにどううまく立ち回るかも併せて考えておくとよいと思います。
最近気になるニュースとその理由や自分の意見
最近気になるニュースといっても、政治や戦争などの問題を回答するのはやめた方がいいと思います。
かといって、面接を受けている会社のニュースもちょっとニッチすぎる気がするので、対象業界のニュースなどを見て考えをまとめておくのがよいと思います。
逆質問の時に、こういった規制に対して御社はどう対応していこうとしてるんですか?みたいなネタにもなると思います。
社内で意見が対立したときどうするか?/苦手な人はいますか?どのように対処しますか?
会社内では人間関係が大事です。
人間関係がうまくいかないと仕事が滞ってしまったり、退職の要因になったりします。
仕事の中で意見が対立した際にどのように立ち回るのか、社会人として建設的な対応が再現性高くできるのかを見られていると思います。
ストレスが溜まってきたらどのように対処しますか?
ストレス耐性に関しての質問です。
具体事例を求められたりもするかもしれないので
・大きな責任のある仕事
・部下のミスでクライアントに謝罪をしに行った時のエピソード
・ストレスから克服した内容
など具体的なエピソードを交えると面接官もイメージがしやすいです。
仕事をしているうえでやりがいを感じることはなんですか?
仕事でどのようなところに達成感や楽しみを感じているのかを聞かれていると思います。
それを聞くことで、自社でのポジションでそのやりがいなどを感じてもらって長く定着できそうかを確認している意図もあると思います。
また、具体的な業務でこういう面で前職で経験できたやりがいとは違うかもしれないんですがどう考えますかというようなことも聞かれるかもしれません。
入社条件・詳細確認
採用募集している業務とは少し異なる業務に就く可能性がある場合どうしますか?
専門職の採用だったとしても微妙に実施内容が異なる可能性もあるかもしれません。
僕もとある金融系の会社を受けたときに、異なるマーケ部門の業務について話をいただいてそっちに入ってほしいんだけどその業務でも大丈夫そうかみたいなことを聞かれたことがあります。
このあたりはあなたのこだわりなどもあると思うので慎重に考えたうえで回答すべきだと思います。
残業などは問題ないか?
残業時間が多いかどうかは上場企業とかであれば口コミサイトやネットの情報などを見ればなんとなく調べられたりします。
実際には部署による会社も多いと思います。
僕は
というような回答をしていました。
36協定の範囲内などそういった話を出してもいいかもしれないですね。
現在の給与と希望年収
現在の給与は正直に回答していいと思います。
希望年収を伝えるときは、現職で次の査定の結果や福利厚生でもらえている金額とかを交えつつ、業界や会社の平均給与・募集職種の想定年収などを考慮して、自分が結果を出せそうな範囲で回答するのがよいと思います。
対象企業の募集職種の想定年収を大きく超えていたり、スキル・経験と見合っていない給与を希望するとそれまでどれだけよい回答をしていても落ちると思います。
なぜベンチャー企業を選ぶのか
ベンチャー系の企業を受けたときに聞かれました。
いろいろな回答があると思いますが、僕はベンチャー気質のある会社だったのである意味それが当たり前だったのでそのあたりを軸に回答をしました。
また、入社当初はベンチャーぽくて成長していくにつれて大手になっていった会社でした。
その経験をもとにベンチャー気質のある所から大手になっていくところでいろんな業務の変化があったのでそういうところが好きみたいなことを話してもいいかもしれません。
実体験などから回答するとただたんに成長できそうみたいな回答より良いと思います。
内定が出た場合いつから入社可能か?
現実的な日数で回答しましょう。
僕は内定が出てから2か月くらいをいつも目安に回答してます。
実際社会人としては1か月あれば十分ではあるんですが、前職に僕は迷惑かけたくもないですし、かといって3か月とか言われると企業もさすがに長すぎると思われる可能性があるのでそういった回答をしていました。
3か月以内であれば一般的かなと思いますが、それ以上長くなる時は転職エージェントなどにも交渉をお願いしましょう。
会社によっては今すぐというところもあるかもしれないので自分の状況と会社の要望などを見ながら回答するのもよいと思います。
転勤は可能ですか?
転勤も業務によっては十分想定されます。
ここも率直な回答をしておかないと入社後に困る可能性もあるので注意です。
基本的にはOKと言いたい質問ではあります。
そのほか想定される質問
周囲からの見られ方、評価
客観的に自分がどのように思われているかなどを問われている質問です。
この中から出てきた特性の中から話を広げていく可能性が高いのでこう回答したらこんな質問が来そうだなというのを想定しておきましょう。
転職活動状況
正直に答える必要もないですし、御社しか受けていませんとうそをつく必要もないと思います。
本当に1社しか受けていないのであれば誠実なのでそこは本当のことを言いましょう。
また、回答に不利になるようなことも言わなくていいと思います。
例えば全く異なる業界で一貫性がないと思われること突っ込まれると面倒だなと思うことはやめましょう。
BtoCのマーケティング関連職募集のある企業様を中心に受けていますが、御社には○○という点で魅力を感じていて、内定いただけた際は御社に入社したいと考えています
というような形で一貫性がある内容と面接を受けている企業の魅力に感じている点を伝えておくのが無難な回答だと思います。
自分の長所・短所
長所はどういう場面で発揮されてどんな結果を得られたのかを端的に答えましょう。
長所だけを話すのはNGで、質問をちゃんと聞いていないのかと思われてしまいます。
長所と短所は裏返しだったりするので、長所とは逆にこういうところが端緒になり得ていると思うので、こういうことに気を付けて対処してますと短所の理解とそれを改善するための対処も行っていることをアピールしましょう。
趣味、休日の過ごし方について
できれば話題が広がる回答がいいと思います。
休日はだらだらしていますだと話題が広がらないので、正直すぎる回答は必要ないです。
あなたの人柄やコミュニケーション能力を図ろうとしている質問だと思うので、質問してもらいやすい回答を用意しておきましょう。
あえて仕事と関係ない質問をすることで相手の人柄や素の部分を引き出そうとしてカジュアルなプライベートの質問をする面接官もよくいます!
転職時の想定質問の回答内容を考えるうえで大事にしたいこと
様々な転職面接での想定質問を見てきましたが、想定質問の回答を質の高いものにしていくためにどうしていくべきでしょうか。
考えるうえで大事にすべき考え方を5つのポイントにまとめました。
相手にとってわかりやすい受け答えになっているか
職務経歴を話す際、あなたの会社のことも多いと思いますが、相手にどのような状況なのかがしっかり伝わる回答内容になっているでしょうか。
どういう状況なのか大枠がわからないと、せっかくのあなたのスキルや強みがどのように活かされたのか、どんな経験をしてきてそれは再現性のあるものなのかなどが伝わらず落ちてしまうことにつながります。
この回答をした場合どのような質問が想定されるか
面接での質問は大きな質問をして把握していき、さらに突っ込んだ質問をしていくことで、転職面接をしている企業側がこの人が本当に活躍してくれるのかを知ろうとします。
回答内容を読み直したときにどんなことが気になるかを自分で突っ込んでおくことでしっかりと企業にアピールできるようになります。
もしうまく突っ込めない時は、信頼のおける友達や転職エージェント担当者、キャリアアドバイザーなどに相談してみましょう。
キャリアアドバイザーへの相談は、有料にはなりますがcoacheeというサービスを活用するとアドバイスをくれるのでこういったサービスもうまく活用しながら行きたい企業からの内定を勝ち取りましょう!
特に伝えるべきポイントなどの優先順位は考えられているか
面接ではだらだらと話していると時間がなくなってしまいますし、相手によくない印象を与えてしまうかもしれません。
先ほどのどんな質問がされるかを考えておくことにもつながりますが、あなたが伝えたいことの中でどれに優先順位をつけて回答をすべきなのかを考えましょう。
伝えたいことを羅列しただけでは、何を話そうと悩んでしまうかもしれないので、ある程度優先順位を事前に考えておけると回答に迷わなくなると思います。
質問の流れに沿って相手の意図に答えるように臨機応変に対応可能か
面接ではあなたが伝えたいことをしっかりと伝えるのもそうですが、相手が欲しいと感じる回答を用意しましょう。
質問の意図がくみ取れないと話がかみ合わず、その時点で結果が決まってしまうかもしれません。
逆に質問の意図をしっかりとくみ取って企業が求めている回答ができれば、コミュニケーションがうまく取れるという評価にもつながります。
相手の欲しい回答になっていないと、質問の意図がくみ取れていないというような評価を下されてしまいますので注意しましょう!
求人内容や会社の考えに合う回答になっているか
求人内容を読むとどのような人材を求めているのかがしっかりと書かれています。
そこで求められている業務内容やスキル・経験に基づいて回答をしていくと、実際に内定が出て会社で働き始めたときに活躍ができそうかのイメージが湧きやすいです。
どのような回答をしようか迷ったときは求人内容や集めた会社情報と照らし合わせると何を伝えるべきかが見えてきます!
転職時の想定質問回答のブラッシュアップはエージェントを活用しよう
想定質問の回答はある程度自分で考えてほしいですが、どう回答していいか悩んだり、こういう回答をして企業によくない印象を持たれないか不安だったりする場合は転職エージェントに相談するのがおすすめです。
転職エージェントを活用することで、転職のプロからの意見を聞くことができますし、よくある質問や失敗した例などを教えてくれる場合もあるので話をしておいて損はないです!
別記事でおすすめな転職エージェントについてまとめているので良ければこちらも読んでみてください。
気になるところだけ確認したいという人は、dodaのような総合転職エージェントや業界が決まっていれば業界特化型のエージェントなどがおすすめです。
30代以上の方は下記のような転職エージェントがおすすめ。
業界特化型のエージェントやハイクラス転職のJACなど30代のスキル・経験値を活かせる仕事を見つけつつ、キャリアを積み重ねた人のためのサービスを受けることができます。
エージェント名 | カテゴリ | おすすめポイント |
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doda | 総合 | 日本最大級の転職サイトを保有しており、公開・非公開ともに圧倒的な求人数と採用につなげた結果を持っています。 転職活動中のサポートはもちろん、転職後のサポートなどもあるので転職後の不安も解消したい人は検討してみてください |
マイナビ エージェント | 総合 | 総合型エージェントの中でも20~30代に強みをおいており、何よりマイナビが持つ企業担当者との強いパイプで転職に役立つ情報を得やすいのが魅力 |
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マス メディアン | WEB・ マスコミ・ マーケティング | インハウスのWEBマーケターや広告・PRの代理店、クリエイティブ関連の職種に就きたい人におすすめ。 長年広告・マーケティングの専門誌をやってきていて業界に様々なつながりがありますし、 何より専門性の高さが魅力です |
アクシス コンサル ティング | コンサル・ 外資・IT | コンサルや外資はハードルが高いので、他職種以上に対策をしっかりしないと転職が難しいです。 それぞれの業界・企業に特化した対策を行ってくれるので、コンサルや外資で年収を上げつつチャレンジしたい人におすすめです |
MyVision | コンサル | コンサル業界に行きたいなら他業種よりもさらに職務経歴書や面接対策が重要になります。 フェルミ推定や他業種とは比べ物にならないほど経歴についてロジカルに質問され、対策をしていないとなかなか内定できません。専門の転職エージェントでしっかりと対策をしてから実際に書類を出すのがおすすめです |
レバテック キャリア | ITエンジニア | エンジニアのハイクラス転職をしたい人におすすめ。 過去の転職者からの満足度・評価も高いですし、年収を600万円以上にしてさらに 上げていきたい人はぜひ活用してみてください |
あまり良いエージェントが見つからない人は、年収550万以上の方向けにはなりますが、マイナビスカウティングを活用するとあなたにあった転職エージェントが見つかるかもしれません。
転職エージェントを活用していない場合の想定回答ブラッシュアップ方法
転職活動をする中で転職エージェントを活用していない方もいると思います。
そういう方が質問回答をブラッシュアップしていくには
①自分で客観的に見直す
②あなたの友達や先輩などに頼む
③キャリアアドバイザーを探して頼む
の3つが有力な候補になります。
①②は自分次第で何とでもなりますが、③のキャリアアドバイザーを探すのは難しいですよね。
しかし、Coacheeというプラットフォームを使えばキャリアアドバイザーを探すことが可能。
写真やプロフィール、過去の評価などを見ながら誰に相談しようかを決められます。
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