転職エージェントを使ってみたけど担当との相性が良くないなという経験をした方は多いのでは。
僕もはじめて転職エージェントを利用したときに、担当者の業界・職種に
対する知識が全くなく、本当にこの人で大丈夫なのかと不安になりました
この記事では、僕の転職での実体験を踏まえつつ、転職エージェントが合わないと感じたときの対処法やエージェントを使わない、または部分的に利用する方法についてのアイディアをまとめました。
転職エージェントの活用はあくまでより良い転職先を探すための手段でしかないのでうまく活用していくのか、それ以外で転職活動をするのかを見極めましょう。
この記事は下記のような人におすすめです。
転職エージェント利用が合わないと感じる理由
①担当者との相性が合わない
②希望する求人を紹介してくれない
③担当者の業界・職種への知識が浅い
④担当の対応が不誠実
⑤無理に転職・求人を進めてくる
担当者との相性が合わない
転職エージェントはそれぞれに強みがあります。
最終的には担当とうまくコミュニケーションが取れて相性が良く、スムーズに納得のいく転職ができるかどうかが重要です。
担当との相性が悪く、やり取りがしづらかったり連絡するのが億劫になってしまうと転職活動をスムーズに進められなくなってしまいます。
希望する求人を紹介してくれない
あまりうまく希望が伝わっておらず、あなたの希望とずれた求人が来てしまうとなかなか応募に進めません。
あえて希望から少し離れた求人も紹介している可能性もありますが、コミュニケーション不足で希望する求人が紹介されていないケースも散見されます。
担当者の業界・職種への知識が浅い
エージェントの担当者と話していて
・業界・職種への知識が浅い担当者だと専門的なスキル・経験の価値が分かってもらえない
・業界特有の事情が分からない
などがあるとエージェントを活用している意味が分からなくなってしまいます。
転職エージェントは、面接前後に企業に推薦もしてくれますが、業界や職種のことが分からない担当者ではアピールができません。
担当の対応が不誠実
エージェント担当者の対応が
・レスが遅い
・言葉遣いが汚い、あたりが強い
・馬鹿にしているような感じがする
などと感じて転職エージェントが合わないと感じている人もいるようです。
人と人とのコミュニケーションが大事なのでどんなに良い求人を紹介してくれたとしてもこのエージェント担当経由で転職したくないという気持ちが出てしまいます。
無理に転職・求人を進めてくる
転職エージェントは担当によっては無理に転職を進めてくるケースもあります。
エージェントは求人紹介・マッチングによって報酬を得ているケースが基本なので、あまり成績が悪いと無理に転職を進めようとしてくる人もいるかもしれません。
しかし、転職活動は最終的にはやっぱり現職に残ろうとか、そもそも転職しようかどうか迷っているという時点で相談に来るケースもあります。
無理強いしてくると結局転職に繋がらなくなってしまいますね。
転職エージェントと相性が合わないと感じたときの対処法
担当を変えてもらう
あなたの希望条件や強みを明確に伝えられているかを確認する
別のエージェントを利用する
エージェントを使わずに転職活動する
担当を変えてもらう
担当とやり取りしていて何かしらの不満があるのであれば、その不満の内容を明確に伝えたうえで担当を変えてもらいましょう。
何がよくなかったのかを明確に伝えないと結局同じような人かまたはさらに経験の浅い担当が出てくる可能性もあります。
あなたの希望条件や強みを明確に伝えられているかを確認する
担当を変えたり複数のエージェントを使っていても希望条件が異なる求人を紹介されてしまう場合はもしかするとあなたの転職の軸が定まっていないのかもしれません。
今一度、
・転職によって叶えたいことは何か
・叶えたいことの優先順位とこれは最悪なくてもいいというものはあるか
・希望する条件はあなたのスキル/経験ですぐに達成できるものになっているか
などを確認しエージェントとしっかりコミュニケーションを取り直すところから始めてもいいかもしれません。
別のエージェントを利用する
ひとつのエージェントしか使っていない場合は他の転職エージェントにも目を向けてみましょう。
いくつか利用してみてあなたに合うエージェントのみにしたり、用途を分けたりしてもいいと思います。
僕も一つ目に利用したところが合わないなと感じて求人紹介だけしてもらい、メインは他のエージェントとやりとりして職務経歴書の準備などを進めました。
別記事で20代におすすめな転職エージェントについてまとめているので、よければ他の転職エージェントを選ぶ際の参考にしてみてください。
エージェントを使わずに転職活動する
転職エージェントは利用するとすごく便利ですが、別に使うことが必須ではなくエージェントを使わずに転職する人もいます。
また、転職エージェントを活用しつつ、それ以外に利用していた転職サイトやリファラル採用で結局内定を勝ち取る人もいます。
転職エージェントはあなたがより良い転職先を選ぶための一つの手段でしかありません!
転職エージェントを使わなくてもいい人の特徴
正直、転職エージェント経由で転職をするかどうかはどちらでもいいのですが、基本的にはエージェントを利用すべきだと考えています。
転職エージェントを使わないことで生じる一番大きなデメリットとしては
にあります。
職務経歴書のブラッシュアップや面接対策は自分でも一定できます。
入社条件の交渉も給与や入社日などの調整でうまくいかなくて入社前に気まずくなってしまうケースもありますが、気まずくなったところでそこまでネックではないです。
求人紹介と面接日程や内定後の交渉だけやってもらうなど使い分けてもよいと思うので、あなたなりの使い方を検討してもよいと思います。
ここまで説明したうえで、やっぱり転職エージェントを使いたくないという人もいるかもしれません。
転職エージェントを使わなくてもよい人の特徴についてまとめました。
転職をすでに経験している
すでに転職を経験したことのある人は、初めての転職の人に比べて
・職務経歴書の書き方
・面接対策
・求人の絞り方や入社条件に対する優先順位の立て方
などが分かっているのでわざわざエージェントを使わなくても転職活動ができると思います。
キャリア・経験に自信がある
今まで築いてきたスキルや知識、経験が転職市場でも十分に評価され引く手あまたの人は転職エージェントを使わなくても企業から声がかかっているかもしれません。
現状、企取引先などからのオファーが来ており入社したい企業があるのであれば特に転職エージェントを使わなくてもよいかもしれません。
比較したい場合は、オファーと並行して他の良い求人がないか探りたいですね。
行きたい業界・職種などが明確で入社したい企業を洗い出せている
行きたい業界・職種が明確であれば、すでにどの企業に応募しようかというのが一定絞れているので、その企業に直接応募していくのもよいかと思います。
絞れていない場合は他の転職先を探す手段を持っておくと良い転職活動ができると思います。
リファラル採用で行きたい会社から誘われていて入社意欲が高い
現職からほかの会社に移った人や取引先からリファラルで勧められている場合は無理に転職エージェントを通す必要はありません。
リファラルで誘われていて入社したい会社であればその会社一本で面接を受けるのもありかと思います。
しかし、比較したい場合は他の転職先を探しつつリファラルの面接を受けるようにしたいですね、
エージェントを利用しない場合の転職活動方法
エージェントを利用しなくても十分転職活動はできます。
ここでは、転職エージェントを利用しなくてもできる転職活動の方法をいくつかあげました。
職務経歴書チェックは転職サイトのノウハウを活用しつつ自分で行う
転職エージェントのひとつの利用価値は職務経歴書のブラッシュアップをしてくれることにあります。
様々な求職者を転職成功に導いてきたノウハウからあなたの経歴がより魅力的になるように修正してくれます。
意見を聞くためだけに登録してブラッシュアップだけしてもらってもよいと思います。
エージェントにブラッシュアップしてもらうつもりがないのであればあなた自身でしっかりとチェックしましょう。
自分でブラッシュアップするのが不安なのであれば、様々な転職サイトに職務経歴書の書き方についてのノウハウが書かれています。
そのノウハウを見ながらブラッシュアップしてより魅力的な内容に仕上げていきましょう。
別の記事で転職サイトで職務経歴書のノウハウについてまとめられているサイトのリンクを紹介しているのでよければ参考にしてみてください。
スカウトサービスを活用する
スカウト型転職サイトを利用すると、職務経歴をアップしておくだけで企業からスカウトが来ます。
あなたの経歴を見て、あなたに興味のある企業があれば連絡をくれるので複数サイトに登録しておきましょう。
今すぐに転職するのではなく、良い求人があれば転職したいという人はスカウト型転職サイトにいったん登録しておくと良いです。
しかし、今すぐ転職したい人だといつ良い求人からスカウトが来るかわからないのでメインとして使うのは厳しいと思います。
別記事で20代におすすめなスカウト型転職サイトについて紹介しているので、登録するスカウト型転職サイトを探したい人はよければこちらも読んでみてください。
転職サイト・SNSなどを活用して求人を確認する
転職サイトやSNSを活用することによって求人を探すことができます。
個人的におすすめな転職サイトやSNSを特徴別にまとめたので良ければ参考にしてみてください。
カテゴリ | サービス名 | おすすめポイント・注意点 |
---|---|---|
転職 サイト | doda | 日本最大級の転職サイトで圧倒的な求人数を誇るのでどの業界・職種にも対応ができます。 ただ、求人によってはエージェントサービス経由でしか応募できないものもけっこうあるので、 行きたい場合は応募するためにエージェントサービスを利用しなければならない可能性もあります |
SNS | Wantedly | 働くを面白くするビジネスSNSで、中で働いている人の顔が見えたり 創業の想いなど企業の館得方を見れるのでおすすめです。 しっかりと運営しているところはコンテンツも豊富で採用の熱意が伝わってきます |
SNS | 外資系求人を探す際に便利なSNSで英語の職務経歴書を上げておくと外資系企業人事から連絡が来ます。 僕も全然更新してなくても熱心に誘ってくれる企業もあったりして日本の英語人材不足が垣間見れるかつ、 英語が話せれば連絡をもらえるチャンスがそれだけあるので、 外資に挑戦したい方は登録してみてください。 |
キャリアアアドバイザーにサポートしてもらう
キャリアの相談や職務経歴書のブラッシュアップ、面接対策などは転職エージェントでなくても可能です。
むしろ、キャリア相談や本番に近い環境での面接対策など面接を受ける前の対策はキャリアアドバイザーの方がしっかりやってくれる場合も多いです。
転職エージェントは求人紹介しマッチングしないとお金が発生しないので様々な対策をしてくれますがプロではないです。
キャリアアドバイザーは、来てくれた人の悩みを解決しないとお金が発生しないので、希望したことに対してしっかりとサポートしてくれます。
キャリアアドバイザーにもその人の中での得意領域があるので、
・キャリアプラン作成を手伝ってほしい
・実践に即した転職面接対策で様々な回答への深堀をするような鋭い質問を投げかけてほしい
など、何を相談したいかを明確にしてあなたにあったキャリアアドバイザーを選びましょう。
もし、どのようにキャリアアドバイザーを探してよいかわからない場合は、キャリア相談できる人を探せるプラットフォームのCoachee
様々なキャリアアドバイザーが登録しており、プロフィールや過去に相談した人の評価などを見ながらどの人に相談するかを選ぶことができます。
もしサポートを受けたい人がいれば利用を検討してみてください、
Coacheeについては別記事で詳しくまとめているので興味のある方はこちらも併せて読んでみてください。
転職エージェントのメリットを把握したうえで利用有無を判断しよう
ひとつの転職エージェント、たった一人の担当者と話しただけで合わないと判断するのは早すぎます。
基本的には担当を変更できるエージェントが多いですし、他の転職エージェントをいくつか使ってみてから考えてみてもよいと思います。
転職エージェントを利用することで
・市場に出回っていない非公開求人に出会える
・職務経歴書を添削してくれる
ネット検索ではわからなかった企業の一次情報を得られる
・過去された質問などを事前に把握できる
・給与や入社日の交渉をしてくれる
などメリットがたくさんあります。
これらのメリットの一部だけを活用するでも良いと思うので、使えるものはうまく使ってより良い転職先を探していきましょう!
先ほどもリンクを貼りましたが、転職エージェントを探したい方は下記記事も参考にしながら転職エージェントを選んでみてください。
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