転職相談は誰にする?最適な相手と相談時の注意点【社内は基本NG】

誰に転職相談する?

※本記事には一部PRを含みます

転職をするときや転職する前って、本当に転職するべきなのか、転職するとしたらどう進めればいいのかなど悩むことがたくさんありますよね。

僕も転職活動を今まで3回やっていますが、本当に今転職すべきなのか、転職するとしてどんな企業にいこうかなど悩みました。

この記事では、僕の転職経験を踏まえて転職相談をするときの注意点や相談先についてまとめました。

下記のような方にお勧めです。

・転職の相談をしたいけど誰に相談すればよいかわからない方
・どのような相談をするのかを考える方法を知りたい方

・社内以外で誰に相談できるかを知りたい方

目次

転職相談を誰かにするメリット

①口に出すことで思考が整理される
②自分では気づけなかった視点を得られる

口に出すことで思考が整理される

頭の中で考えていてもなかなか志向が整理されず、もやもやしてしまうことってありませんか?

そういう時は誰かに話す中で思考が整理され、自分が悩んでいることの原因が分かったり、悩み自体が特に大したことはなかったと気づくことができたりします。

なかなか自分で解決できない時は誰かに話をしてみると解決の糸口が見つかるかもしれません!

自分では気づけなかった視点を得られる

自分の狭い視野の中だけで考えていると、思考が狭まってうまく解決の糸口がつかめない時もあるかもしれません。

そういう時に、経験者やプロなどにアドバイスを求めると今まで自分では考えていなかった視点を得ることができ、自分の悩みに対して新しいアプローチで物事を見ることができます。

多角的に物事を見ていくことで案外簡単に悩みが解決するかもしれません!

転職相談を誰かにするときの注意点

転職相談を誰かにするときの注意点

①社内の同僚・先輩・上司には基本話さない
②見栄を張らない、うそをつかない
③結婚相手・パートナーへの伝え方に配慮する
④アドバイスを受けた内容を冷静に考える

社内の同僚・先輩・上司には基本話さない

社内の同僚や先輩、上司には基本的には転職の相談はNGです。

よほど信頼関係ができていて、気兼ねなく相談できる相手でも注意が必要です。

キャリア形成をするためにどう社内で行動していくべきかみたいな話であればOKですが、転職しようか迷っててという話だと思いもよらなかったことが起こる可能性があります。

それを話したことでうわさが広がり、あなたの上司に伝わってしまうと会社に居づらくなってしまったり、次に与えられようとしていたチャンスが逃げて行ってしまうかもしれません。

転職検討者に新しいチャンスを渡しても、プロジェクトの継続が危うくなったり他の若手の成長機会をなくしてしまうことになりますよね。

また、たまに退職をカードにして新しいポジションや他部署への転籍を狙う人がいますが、これも注意が必要です。

社内の人から見たあなたの評価と自分自身が下すあなたの評価が一致していてそれが高ければ成功する可能性もあります。

成功しなかったときは会社に居づらくなってしまったり、自分の立場をわきまえられていない、自己評価をしっかりできない人間だと思われてしまう可能性があります。

見栄を張らない、うそをつかない

相談する時についつい見栄を張ってしまったり、うそをついてしまうと何のために相談したのかわかりません。

相談内容の前提部分が嘘でその内容をもとに課題を整理したり新しい解決のアイディアをもらったとしても結局なにも進展しません。

すべてを本音で言うというのも難しいかもしれませんが、できるだけ素直に考えていることをベースに相談しましょう!

結婚相手・パートナーへの伝え方に配慮する

結婚相手やパートナーに突然転職すると伝えると反対される可能性もあります。

転職することによって会社の場所が変われば引っ越しを検討しないといけないかもしれません。

働く時間が変わって家事の分担やお互いの生活リズムが変わるかもしれません。

どうなるかはわかりませんが、少なからずパートナー・結婚相手にも影響を与える可能性があります。

その配慮が欠けてしまうと反発されるのは当たり前かなと思います。

結婚相手やパートナーがいる場合は自分だけの問題ではないのでできるだけ配慮したいですね!

アドバイスを受けた内容を冷静に考える

相談をしていろんな情報を得たり解決の糸口が見えると浮足だってしまうこともあります。

すべてを鵜呑みにして勢いで転職してしまうと後悔することになるかもしれません。

結局転職するのもしないのも最終的には自分の決断です。

誰かの意見で動いて失敗してしまってもだれも責任を取ってくれません

転職相談する前に準備しておくこと

相談前には何を相談すべきかを洗い出すことで相談時間が有意義になり解決できる確率が高まります。

必ずしもすべて明確にできなくてもいいので、明確にするためにできるだけ自分が考えていることを整理しておきましょう。

今までの自分のキャリアや得られた知識・経験、感じたことを洗い出す

転職相談をしているということは何かしら仕事やキャリアの悩みがあるということ。

その悩みのベースになっているのがなんなのかはキャリアを振り返ることで見えてくるはずです。

どのようなキャリアを歩んでどんなスキル・経験を得てきたのかやその中で考えてきたこと感じたことを洗い出しましょう。

感じたことについては些細なことでもいいです。

例えば、

・残業を減らしたい
・上司が結構年齢が高いからできれば年齢層が近い人と働きたい
・営業の仕事をしているよりも提案前の資料作成やデータ分析や課題を洗い出してるときが好き

みたいな好き嫌いとかこうしたいみたいなことも書いておくと良いと思います。

実際紙に書きだすだけで思考が整理されることもあります。

また、見返すことで課題が解決される場合もあります。

課題は解決されていないけど、何に悩んでいるかは見えてくるかもしれませんのでぜひ書いてみてください。

誰かに見せるものでもないので好きなように思ったことを書いて、後で見直してみると新たな発見があるかもしれません!

何を相談するかをメモしておく(できれば事前に相談相手に伝えておく)

キャリアで得てきたことや感じたことを洗い出したことによって何を相談すべきか見えてきたと思います。

抽象的になってしまってもいいので何を相談すべきなのかはメモしておきましょう。

また、相談したい内容がある程度固まっていれば、できれば事前に相談相手に伝えておくのがおすすめです。

相談相手もどのようなことをヒアリングして悩みを探っていこうかとかこんなことを伝えたらいいのではないかと想定することができ、相談時間を有意義なものにする可能性が高まります。

相談で一番解決したいものは何かを考える

転職相談で解決したい悩みはだいたい下記3つのどれかに当てはまると思います。

そもそも転職すべきなのか(社内で解決できないのか)
転職活動でどのような企業を受けるべきか(キャリア形成や業界、職種選び、優先順位の悩み)
転職活動の内定確率を上げる悩み

どのような方向性で相談するのかというのが決まっているだけでも解決に向けた話し合いがスムーズになります。

そこからさらに付加ぼって考えられるのであれば、先ほど洗い出したキャリアの棚卸や感じたことのメモと照らし合わせて整理しておけるとよいですね。

例えばそもそも転職すべきなのかで悩んでいる場合は

・人間関係がうまくいっていない
・このまま働き続けていてもキャリア形成が見えない
・給与が上がるのかどうか不安
・一定の知識/経験を得たけどここからどうキャリア形成していこうか考えがまとまらない

みたいな形でどんどん悩みを掘り下げていけるとよいと思います。

具体的にできれば解決の糸口も見えてきますし、転職相談ではなく転職のため、次の行動のきっかけとなる情報収集などに時間を使ってもいいと思います。

転職相談誰にする?主な相談先6つ

転職相談は誰にするか

■主な転職相談先
①社内の同僚・先輩・上司に相談する
②国が準備している支援を受ける
③社外の友達・先輩に相談する
④転職エージェントに相談する
⑤転職支援をしているキャリアアドバイザーに相談する
⑥無料のキャリア・就職相談サービスを利用する

(本当に信頼できるor相談内容によっては)社内の同僚・先輩・上司に相談する

最初に社内の同僚・先輩・上司に相談するのがNGと書きましたが、相談の仕方や内容によってはOKです。

キャリア形成を社内でしていくためにどうすべきかみたいな話を切り出してみると、先輩や上司はあなたよりも他部署や現部署の中で何が起こっているのかを把握しているので思いもよらなかったチャンスについて教えてくれるかもしれません。

キャリア形成で悩んでいたら社内でを前提に話をしてみてそれでも解決しなかったら転職をするでもいいと思います!

国が準備している支援を受ける

実は国が無料のキャリアコンサルティングのサービスを用意してくれています。

・今後のキャリアについての不安
ここからどんな知識・スキルを身に着けていけばいいのか
仕事とプライベートの両立

など様々な悩みに答えてくれます。

時間帯は限られますが、土日でも対応してくれています。

また、下記サイト内にあるジョブカード活用ガイドの中にキャリアを振り返るためのシートがあります。

こちらを読みながらキャリアの棚卸やあなたのモチベーションの上がり下がりなどを可視化できるようになっています。

あなたの大切な価値観や強み・弱みを整理する振り返りシートもあるので、これを使ってキャリアを振り返ってみてください。

キャリア形成・リスキリング推進事...
個人向け無料キャリアコンサルティング申込受付中 | キャリア形成・リスキリング推進事業(厚生労働省委託事... キャリア形成・リスキリング支援センターでは、現在お仕事をされている方を対象にジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティングを無料で実施しております。(雇用形態...

社外の友達・先輩に相談する

社外であれば利害関係も少ないので気兼ねなく相談できます。

他人と話をするだけで悩みが整理できる場合もあります。

相手が転職経験者であれば、なぜ転職したのかや悩みや葛藤などの話を聞くことで参考になる部分があるかもしれません。

転職エージェントに相談する

例えば下記のような悩みがある場合は転職エージェントに相談するのがおすすめです。

転職したいけどどんな企業・求人があるかわからない
自分のスキル/経験でどれくらいの水準の企業に応募できそうか
他にどんなスキル/経験があればさらに高い年収を得られそうか、市場価値が高くなりそうか

様々な求人を見ていく中で、他企業に求められるスキルについて理解することで転職するイメージが具体的に湧いたり、次の目標が見つかるかもしれません。

下記は20代向けにおすすめな転職エージェントについて書いた記事になるので、エージェントに相談しようと思った際は参考にしてみてください。

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転職支援をしているキャリアアドバイザーに相談する

転職相談はプロにしてみるとより明確に悩みを解決できるかもしれません。

様々な質問をしてくれることによって今まで考えてなかったことを考えることができたり、今まで気づけていなかった自分の価値観や考えに気づける可能性があります。

キャリアアドバイザーを探すのであれば、Coacheeというキャリア相談できる人を探せるサイトがあるので活用してみてください。

このサイトでは、転職相談から特定業界の面接対策、職務経歴書添削、自己分析など様々なプログラムを提供するアドバイザーがいるのであなたにあったプランがきっと見つかります。

キャリアアドバイザーなので転職エージェントへの相談と違って求人紹介がなく、あなたの相談内容にフォーカスして話が進みます。

転職エージェントに相談するのはまだ早いとか苦手だなと思ってる方は有料にはなりますが、キャリアアドバイザーへの相談を検討してみてください。

キャリアアドバイザーのプロフィールや評価が書いてあるのであなたに合いそうな人を選びましょう!

ちなみにCoacheeについては別記事で詳しく説明しているので、経験豊富なコーチに話を聞いてもらいたい方はこちらも併せて読んでみてください。

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無料のキャリア・就職相談サービスを利用する

20代向けにはなりますが無料かつ匿名でキャリアのプロに相談できるサービスが誕生しています。

20代向けのキャリア支援を中心に行う株式会社UZUZが運営する無料のキャリア・就職相談を受け放題サービス『キャリエモン』というサービス。

匿名で相談を投稿でき、その相談内容に対してキャリアアドバイザーやUZUZの代表が回答をしてくれます。

他の人が投稿した相談内容についても閲覧できるので、あなたと同じ悩みを抱えている方の相談内容を確認してみましょう。

相談内容としては

・職務経歴書の添削
・自己PRの添削
・内定を複数もらった際の入社先企業選定方法
・面接の対応の仕方
・会社、業界の選び方
・就職活動の始め方

など多岐に渡ります。

無料かつ匿名で利用できるサービスなので18~30歳の方はぜひ利用してみてください。

こちらのサービスの詳細については下記記事でまとめているので興味のある方は参考にしてみてください。

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相談を誰かにしづらい、相談するまでもないと感じれば書籍で解決を探るのもあり

転職の悩みがあるときに読みたい本

僕は誰かに悩みを相談するのが苦手だったので、最初は本を読んで解決しようと考えました。

自分の弱みを見せたくないという気持ちがあって苦手なんですよね。。

書籍には先人の英知が集まっているので様々な問題解決のアイディアをくれます。

また、書籍は読み返すことができるので、自分でじっくり考えたいときにおすすめです。

下記記事で、キャリア形成の考え方や具体的な転職活動に使えるノウハウなどを書いた書籍を紹介しているのでよければこちらの記事も読んでみてください。

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この記事を書いた人

元ネット広告代理店勤務で現在はとあるサービスのWEBマーケ職。代理店から事業会社への転職経験をもとにブログを書いてます

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