20代で転職したくても未経験でスキルがないからと諦めてはいませんか?
20代でスキルがなくても転職することは十分可能。
この記事では、20代でスキルがなかったとしても十分転職可能な理由や転職活動の進め方などについてまとめました。
僕自身、最初にいた会社の9年で5つの異なる業務を経験し何の専門性もありませんでしたが、その中で培ったスキル・経験をうまく話すことで転職できました!
この記事は下記のような人におすすめです。
20代の転職は未経験・スキルなしでの転職も十分可能な理由
20代前半はスキル・経験がないのが大前提
20代前半はスキルや経験が十分でないことは各企業が把握しています。
また、初めて社会人になって働き始めてから本当に自分がやりたかったことに気づくこともあると思います。
一定のスキル・経験が身についた30代になってくると
今更未経験って何を考えて仕事をしてきたんだろうか?
と斜めに構えた状態で面接が始まり、そういう状態をひっくり返すのは大変です。
しかし、20代前半であればスキル経験がなくても、ポテンシャルやその仕事がやりたい熱意などを評価してくれるので転職もしやすくなります。
良ければ、別記事で20代前半での転職について書いているのでこちらも併せて読んでみてください。
20代後半はスキルのない、未経験職種への転職の最後のチャンス
20代後半は社会人になってから一定スキルが身についてきたところもあって、専門性を求められる場面も少なくありません。
しかし、十分な専門性を身につけているかと言われればそうではないと判断されることも多く、まだ未経験だったりスキルがない状態での転職が許容されます。
20代前半の時は勢いでスキルなしでも行けたかもしれませんが、20代後半はその理由がしっかりと求められます。
社会人最初の3年であまり良い経験が得られなかったと考える人もいるかもしれませんが、その中でもしっかりと今までのキャリアの棚卸を行い今までの経験をしっかりと洗い出して何か活かせることがないかと考えておく必要があります。
スキルがなくても、努力の跡が見られればやりたいことに向かって行動できる人だと評価されるので転職前に独学やスクールで学ぶのがおすすめです!
別記事で20代後半での転職のメリット・デメリットや成功のポイントについて書いているのでよければこちらも読んでみてください。
20代未経験・スキルなしの転職者を採用担当者が見るポイント
スキルがない求職者を採用担当者はどのように評価するのでしょうか。
評価するポイントとしては大きく4つありますのでそれぞれ紹介していきます。
入社後の伸びしろ
採用担当者は一度入社したら現在スキルがなかったとしてもどの程度努力して成長し活躍してくれるのかを見ています。
入社後の伸びしろを測るのは難しいですが、先ほど20代後半の方の転職でふれたように、事前にその業界・職種に求められる知識やスキルについて学んでいると努力ができる人なんだなと評価されます。
また、現職でどのように考えて行動したのか、その結果どのような成果を上げられたのか、成果を上げられなかったとしても何を学び今に活かせているのかなど、今現在のあなたの考え方と行動の仕方を評価してくれます。
「入社前の勉強」と「現職での考え方と行動」について、しっかりと考えておくと入社後の伸びしろをアピールできると思います!
チャレンジ精神・意欲の高さ
スキルがない転職は入社後にそれ相応の努力が求められます。
その努力を行いつつ様々なチャレンジ精神を見せていき活躍していくことが可能なのかを感じさせることが内定につながります。
入社後に何をやりたいのか、そのスキル・経験を身につけてどんなチャレンジをしたいのかを明確にして話せると入社後活躍しようという意欲の高さをアピールできます!
社風に合っているか
各会社には色があり、その会社になじめるかどうかが会社に長期で居てくれるかどうか、活躍できるかどうかが変わってきます。
スキルなしの転職の場合は人間性や考え方、性格など会社の色に合っているかどうかを重視して見られる傾向にあります。
転職面接なので自分をよく見せようとしてしまいますし、多少は仕方がないと思いますが等身大であなたの良さを伝えられると入社後も無理せず仕事ができるので良いと思います。
あまり無理はせず自分の色を出して合う合わないを判断してもらうと、入社後も自分らしく仕事ができますよ!
コミュニケーション能力
コミュニケーションがスムーズにとれるのか、面接でのやり取りで質問の意図をくみ取って話せるのかは最低限見ています。
緊張してしまうのもわかりますが、面接官の質問内容をしっかりと聞いて真摯に丁寧に回答をしていきましょう。
コミュニケーション能力がすごく高くなくても問題ないので過度な緊張は厳禁。質問をしっかり聞いて意図に合わせて丁寧に回答することが重要です!
20代年齢別未経験・スキルなし転職の難易度
社会人1年目(23歳前後)
社会人1年目での退職は、早期退職懸念を持たれてしまう可能性があり難易度が高いです。
しかし、明確な理由があれば転職できないということではありません。
なぜ1年目で転職しようと思ったのかを明確にしましょう。
なかなか退職理由が明確にできないのであれば、未経験特化の転職エージェントはそのあたりの言語化も手伝ってくれるので相談してみましょう!
社会人・新卒1年目での転職がありなのかどうかについて別記事でも書いているので良ければこちらも併せて読んでみてください。
社会人2~4年目(24~26歳前後)
社会人2~4年目は一定社会人としてのマナーや基本的なビジネススキルがある前提だが専門性はまだ足りないという目で見られます。
ビジネススキルや基本的なマナーを教えていくのは大変なのですでに社会にでて数年やってきているという経験を買ってもらえることもあります。
社会人2~4年目は基礎的なことができていて、特定の企業に染まり切っていない若手で育てやすく、第二新卒枠で転職もしやすい傾向にあります!
社会人5~6年目(27~29歳前後)
社会人5~6年目になってくると特定の職種経験が求められることもありますが、様々な部署での経験を持っていて臨機応変にチャレンジしてきた姿勢なども評価されます。
社会人2~4年目程かんたんではないかもしれませんが、特定の専門スキルが身についていないと思ってもやる気やポテンシャルの高さで十分転職可能です!
20代未経験で転職を成功させるためのポイント7つ
未経験に甘えず独学で勉強しておく
未経験転職はスキルや経験がないので、将来やりたいことやそれに伴う理由、熱意などが重要になってきます。
熱意をかんたんにアピールする方法としては独学でこれだけ勉強してきましたといえることです。
例えば
などです。
実際に勉強しておくことで熱意が伝わりますし、入社後も意欲的に勉強して短い期間で戦力になれるというところをアピールしましょう。
なぜ未経験職種に転職したいのかできるだけ実体験に基づいて話せるようにする
未経験で転職活動をしている場合、なぜ未経験職種に就きたいと思ったのかを根掘り葉掘り聞かれます。
聞かれる理由は、かんたんに退職してしまわないかを見るためです。
理由が明確にないととりあえず応募してきただけかなと不安になってしまいます。
未経験職種になぜ転職したいのか理由を明確にしておきましょう。
将来のビジョンやチャレンジしたいことを明確にする
上記とも重なりますが、その職種になることが目標だと落ちてしまいます。
その知識・スキルを身に着けてどんなチャレンジをしていきたいのかを明確にしましょう。
起業したいとか他の企業に転職したいのが本音かもしれませんが、面接の場ではその会社で何にチャレンジしたいのかを軸に話しましょう!
将来のビジョンやチャレンジしたいことがなかなか明確にできないなと感じる場合は、別記事でキャリアプランの考え方についてまとめています。
やりたいことが見つからない場合にどうするのかの対処法などもまとめているので将来の目標やビジョンをうまく考えられない人はこちらも併せて読んでみてください。
企業の情報収集・分析を徹底的に行う
未経験転職で差別化できるポイントのひとつが業界や企業の情報収集や分析です。
実際に働くことをイメージしてしっかりと業界のことや企業のことについて下調べをしておくことで入社意欲が伝わります。
業界・企業分析のやり方について別記事で書いているので良ければこちらも読んでみてください。
職務経歴書のブラッシュアップと面接対策を完璧にしておく
職務経歴書が通らないと面接に進めないので話になりません。
また、職務経歴書を丁寧に作る中で面接で話すべき話も整理されてきたりするのでしっかりと記入してください。
職務経歴書のブラッシュアップは転職エージェントが無料で実施してくれるのでいくつかのエージェントで見てもらって必要だと思える個所は修正しておきましょう。
面接対策は話すことに自信がない人は模擬面接をエージェントにしてもらうのがよいです。
話すことには自信があるから内容だけしっかり作りこみたいという人は想定質問からしっかりとあなたが伝えたいことを面接官の質問の意図をくみ取って話せるように要点をまとめておきましょう。
転職面接での想定質問については別記事でもまとめているので良ければこちらも読んでみてください。
職務経歴書の書き方や参考になるサイトを下記でまとめていますのでこちらもよければ確認してみてください。
現職で活かせる経験を伝える
未経験職種であったとしても類似する場面はあります。
例えば、マーケティングの経験がなかったとしても営業経験があったとすれば、
①顧客のニーズをヒアリングし適切な課題解決方法を提示し契約につながる
②リード獲得→アポイント→商談などのフローの中でネックになっている課題を発見し解決したことで商談成功率UP
などの経験は異なる分野ではありますが考え方は近しいところもあるのでアピールできるポイントです。
現職で働きながら転職活動をする
たまに会社を辞めてから転職活動をする人がいます。
よっぽどキャリアに自信がある人は余っている有給なども考慮してそれでもよいかもしれないですが、未経験転職の場合、どんな会社に就職できるかわかりませんし、現職に留まる可能性も考慮して転職活動を行いましょう。
なかなか決まらずに焦ってとりあえず内定が出たところで働き始めてしまうとまた転職活動をしたくなってしまうかもしれませんし、なんとなく入ってしまって転職回数が無駄に増えてしまうのもよくありません。
転職エージェントを有効活用する
転職エージェントは基本的に無料で職務経歴書の添削や面接対策、非公開求人の紹介、企業とのスケジュールや条件の交渉などを取りまとめて行ってくれるので使わない手はありません。
特に最低限職務経歴書の添削と希望条件に合わせた非公開求人の紹介は受けておくべきかと思います。
ネットではなかなか探し当てられなかった掘り出し物の求人に出会えたりもするので、どんな求人があるのか紹介してもらう目的でもいいでしょう。
本記事の下部で未経験転職のために使いたいエージェントについてまとめているので参考にしてみてください。
ITエンジニア・WEBマーケターになりたいなら転職サポート付きスクールに行くのもあり
未経験転職の中でもITエンジニアやWEBマーケターになりたいと決まっているのであれば、転職サポート付きのスクールに行くのもありです。
転職エージェントとの違いはスクールなので有料なところと、事前にしっかりとした専門知識を身に着けてから転職が可能なこと。
特に、エンジニアやWEBマーケターは特定の専門知識が必要になる場合もあるので、営業や経理など現場で経験を積む前に知識を学んでおくと仕事がしやすいです。
無料の体験授業や説明会、個別相談などをやっているので気になる方は一度話を聞いてみてください。
エンジニア転職・WEBマーケティング職のリアルな話も聞けるので未経験だとしても、話を聞いてみることでより仕事のイメージが湧きやすくなったりデメリットなどをしっかりと知ってから転職活動ができると思います。
スクールに行くとその分野の勉強の仕方などもわかるので未経験転職成功後も継続して自分で知識を学びやすいメリットがあります!
DMM WEBCAMP【エンジニア転職】
DMMWEBCAMPは転職保証制度もある、より実践的な内容を学ぶことができる未経験者向けプログラミングスクール。
受講する人の97%はプログラミングをしたことのない初心者なので、全くの未経験でも安心して受講可能。
あなたの状況に合わせて3つのコースから選べるので、どの講座がよいのか、講座で学べる内容などは無料のカウンセリングで確認してみてください。
オンラインでかんたんに予約可能です。
厚生労働省・経済産業省からも認可されているサービスなので安心して利用できますし、転職エージェントと同様に転職関連のカリキュラムで専任のキャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれるので安心です。
金額としては高いですが、分割払いが可能なので月々2~3万円で受講できます。
また、条件がありますが、経済産業省・厚生労働省の給付金適応が叶えば安く受けられるので給付金の条件についても無料カウンセリングで確認できるのでそちらも併せて確認してみてください。
イマカラ【ネット広告運用】
WEB広告運用も未経験からチャレンジしやすい職種のひとつ。
転職を意識するなら実践的に学べるWEB広告運用スクールが良いです。
【イマカラ】という広告運用スクールはWEB広告代理店のカルテットコミュニケーションズが運営していて現役の広告運用者がマンツーマンで教えてくれるのでおすすめ。
マンツーマンなので時間もあなたの都合に合わせて進めてくれるので仕事をつづけながらでも安心して進められます!
下記記事でイマカラの詳細についてまとめているので興味のある方はこちらを読んでみてください。
デジプロという広告運用スクールとの違いなどもまとめています。
未経験転職なら20代特化のエージェントがおすすめな理由
20代の未経験転職は20代特化の転職エージェントがおすすめで、本記事でも20代転職に特化した転職エージェントを中心に選定しています。
その理由を3つにまとめました。
20代を前提としていてスキル・経験に乏しい人材のキャリア支援経験が豊富
20代特化の転職エージェントは、当然20代特有の悩みや傾向に特化したエージェントなので、様々な20代転職のケーススタディを持っています。
また、20代、特に20代前半は未経験転職が比較的しやすい傾向にありますし希望者も多いので、未経験転職への対策もばっちりです。
20代未経験転職は総合型や職種特化のエージェント内での優先順位が低い
総合型のエージェントや職種・業種などに特化したエージェントは30代・30代のミドル・ハイクラスによい人材を充てる傾向にあり、20代には新卒や経験の浅いアドバイザーを経験を積ませるために充てる傾向にあります。
それがすべて悪いというわけではありませんし、若手の方が同じ目線で頑張ってくれる可能性もありますが、あまり注力していない年代だとそこに合わせた求人も少なかったり、未経験は厳しいといわれてしまったりします。
世の中にどんな求人があるのか知りたいなど情報収集がてら総合型転職エージェントに登録して面談してみてもよいと思います。
しかし、20代特化の転職エージェントと比較すると熱量が低い傾向にあるので、どんな求人があるのか情報収集のために使うのがよいと思います。
総合型エージェントと比較してサポートが手厚い
20代特化の転職エージェントは初めての転職者の悩みをよくわかっていて転職サポートが手厚く、中には入社後のサポートをしてくれるエージェントもあります。
それに対し、総合型エージェントはある程度転職活動を経験しているので基本的なところは抜きにしてすぐに転職活動を始めさせようとする傾向にあります。
素早く転職したい、経験をしっかり積んでいる人は細かいことを説明されると面倒に感じると思うのですが、20代未経験転職の場合は丁寧に対応してくれるエージェントを選んだ方がよいでしょう。
20代でスキルに不安な場合は転職エージェント活用がおすすめです
スキル・経験に自信のある人は自分で探したり、ヘッドハンティングなどのサイトを活用したりするのでもある程度納得のいく転職ができると思います。
しかし、スキル・経験に不安があったり何のスキルがあるかわからないような状態で一人で転職活動をするのは危険。
面接でもスキルがないことへの自信のなさが伝わってしまいますし、スキルがなくても転職できる良い求人を見つけることが難しくなってしまいます。
スキルのない方ほど転職エージェントをフル活用し万全な準備を行って転職活動を行いましょう!
20代・第二新卒に特化したおすすめエージェントを簡単にかきにまとめたので参考にしてみてください。
エージェント名 | 強み・おすすめポイント |
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UZUZ (ウズキャリ) | ・アドバイザーの多くが既卒/第二新卒転職経験者で丁寧なサポート ・様々な職種に対応しているが特に未経験ITエンジニア転職に強み |
第二新卒 エージェントneo | ・初回最大2時間の面談であなたのキャリアや希望のすり合わせを実施 ・日本国内はもちろん、海外転職にも対応 |
相性転職 Personal File | ・相性重視で選んでくれる企業のみに出会える ・適性検査でおすすめな職業や働く環境を把握できる |
マイナビ ジョブ20’s | ・未経験歓迎求人75%以上 ・大手ならではの多くの求人数と転職ノウハウを多く保有 |
ハタラクティブ | ・求人の8割が未経験OKで転職しやすい ・最短2週間からの短期での就職実績が豊富 |
いい就職ドットコム | ・相談メニューが豊富で気軽に相談しやすい ・とりあえず軽く15分だけ相談したいなど多様なニーズにお応え |
下記記事でこれらのエージェントについてもう少し詳しく書いているので併せてこちらも読んでみてください。
転職エージェントやスクールが合わないなと感じる場合はキャリアアドバイザーに相談するのもあり
ここまで20代未経験での転職を成功させるポイントなどを見てきましたが、本当にうまくいくのかとか誰かに相談したいと考えている人もいると思います。
すでに転職エージェントやスクールの相談や説明会に参加してどっちも合わなかったという人もいるかもしれません。
相談したい場合は転職エージェントだけでなく、キャリアアドバイザーやキャリア相談サービスに相談する手もあります。
下記記事でキャリアアドバイザーの探し方や無料のキャリア相談サービスについて紹介しているので
・転職エージェントのような求人紹介義務のないキャリアの専門家に相談したい
・転職相談をすることによって思考を整理し本当に転職すべきか考えたい
というような方は下記記事も併せて読んでみてください。
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