成長実感のない社会人はどれくらい?【理由や実感を得るための方法も解説】

成長

※本記事には一部PRを含みます

社会人として日々仕事に打ち込んでいてもなかなか成長を感じられずこのまま働き続けていてよいんだろうかと悩む社会人も多いです。

僕も社会人になっていろいろなことにチャレンジし日々成長実感が得られましたが、一時全く実感が得られず仕事が嫌になるときがありました

この記事では、実体験やリサーチ結果をもとに成長実感が得られない理由や実感を得るためにできるアイディアについてまとめました。

成長実感が得られていない人は何か一つでも良いので行動してみてください。

本記事は下記のような人におすすめです。

・日々仕事をしていてもなかなか成長している気がしない
・成長実感を得るために何をするべきなのかアイディアが欲しい

目次

成長実感を得られている社会人はどれくらいいるのか?

成長実感を得られている社会人はどれくらいいるのか?

日本の人事部というサイトによると成長実感が低い若手社会人の割合が60%以上になっておりかなりの割合がそもそも成長時間を得られていないことが分かります。

ストレス感が低い×成長実感が低い:44.4%
ストレス感が低い×成長実感が高い:23.7%
ストレス感が高い×成長実感が低い:23.8%
ストレス感が高い×成長実感が高い:8.1%

日本の人事部『若手の45%が「ストレス」も「成長実感」も低い仕事をしている』

一方で30%以上の人は成長実感を得られているため工夫や心持ち次第で成長実感を得ることが可能です。

せっかく長い時間を使う仕事ですから成長実感が得られないともったいないです。

成長実感がない理由を明らかにしつつできる対策を行いましょう!
成長実感がない理由を明らかにしつつできる対策を行いましょう!

社会人が成長実感がないと感じる理由

成長実感がないと感じる理由

成長の差分が小さくなってきた

学生を卒業して仕事を始めたときは何もかもが初めてで経験することすべてが新しく成長した気分になれます。

しかし、どんどん業務に慣れてくると同じような作業をしている感覚になり仕事を始めたときよりも成長の差分が小さく感じられて成長を感じられていない人もいます。

仕事を始めたときの爆発的な成長実感はなかなか感じづらいのはある種当たり前で、新しいチャレンジをし続けない限り難しくなってきます

成長しているのに認識できていない

大きな成長は目に見えて分かりやすいので気づきやすいですが、小さなことだと気づかないこともあります。

日々の小さな変化に気づくためには定期的に振り返りを行って

・何ができるようになったのか
・今後何をできるようにしていこうか
・どの分野を伸ばしていこうか

などを考えておく必要があります。

実際に成長していない

一番危険なのは成長実感がないだけでなく本当に実際に成長していない可能性です。

日々の仕事の中で得られるものがなかったり、毎日同じことばかりを繰り返しているようであれば環境を変えることも選択肢として考える必要がありそうです。

得られたスキル/経験がやりたいこととマッチしていない

できることが増えていたとしても、あなた自身が他にやりたいことがあってできていないとその成長が無意味に感じられてしまうかもしれません。

これではどれだけのスキル/経験を積み上げたとしても気が乗らず自分自身にとって必要な成長ができていないと感じてしまうでしょう。

あなたが本来やりたいことに転用できるスキル・経験は何なのかを考える必要がありそうです。

本当に何も活かせることがないのであれば転職などを検討しましょう。

言われたことをこなしている感覚が強く仕事の主導権が少ない

自分で決めて行動しないとなかなか成長実感を得ることができません。

日々言われたことをこなしているだけだと言われたことの範囲内でしか動けなくなってしまいます。

成長できていないと感じる社会人が実感を持つための方法

成長実感を持つための方法

現状のスキルや経験を洗い出し現状認識をする

成長の実感を得るためには定期的にあなた自身の現在地を確認することが重要です。

現在地をしっかり把握できていないとどの部分が成長できたのか把握しづらいです。

今自分には何ができていて何ができていないのか、どんな経験を積んできたのかを考えましょう。

できないことばかりではなくできたことも振り返る

振り返りを行うと反省点や過大ばかりを上げる方がいます。

特に改善点を探そうとするばかりに

なぜうまくできなかったのか
なぜ自分はこんなにできないのか

悪い方に目が行ってしまいがち

成長というのはできないことを改善するだけではなく、できるようになったことやできていることをさらに伸ばしていくのも成長

むしろ、苦手なところは最低限にして誰かに任せ、できることをさらに伸ばした方があなた自身独自の強みになります。

成長できないと嘆いている方はぜひ、毎月少しでも良いので何ができたのかを振り返ってみてください。

下記本では、成長できていないアリ地獄から抜け出しできたことを振り返って成長している実感を得るための方法が具体的に紹介されています。

ついついできないことばかりに目が行ってしまって成長実感が得られていないという方はこちらの書籍を読んでみてください。

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成長したという定義、今後どうなりたいのかを明確にする

闇雲に頑張っていても結局その仕事から何を得られたのかあやふやなまま進んでしまいます。

短期でも良いのでどんなことができるようになりたいのか目標設定を行い行動することによって半年後に振り返ったときに成長を感じることができます。

ただ、なかなか今後どうなりたいのかを考えるのが難しいという方もいると思います。

別記事で20代向けになりますがキャリアプランの考え方についてまとめているので興味のある方はこちらも併せて読んでみてください。

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周囲からフィードバックをもらう

意外と人はあなたの頑張りや成長を見ていたりします。

なかなか成長実感を得られない時は誰かに聞いてみるのが良いでしょう。

手っ取り早いのは上司や先輩、一緒にプロジェクトを回している人などに確認してみるのが良いです。

一番身近で働いている人の視点を知ることであなた自身が気づけていなかったことが発見できるかもしれません

なかなか周囲に相談しづらいという方は社外に相談してみてもよいかもしれません。

下記記事は20代向けのサービスにはなりますが、キャリアのプロに匿名かつ無料で相談可能なので興味があれば下記記事を覗いてみてください。

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社外でキャリア相談を行いたいなら、Coacheeというサービスの利用もおすすめ。

Coacheeは、転職・副業・仕事などあらゆる悩みを相談できるプロを探せるサービスです。

別記事で詳細を説明しているので興味のある方はこちらも読んでみてください。

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仕事への向き合い方を変える

仕事の本質は、成長することではなく、仕事や事業を通して社会に貢献すること。

成長すること自体が目的にはなりません。

成長実感ができていないということは、あなた自身の仕事の意義を理解できておらず日々の業務をただなんとなくやり過ごしている可能性があります。

担当業務の目的・意義を再確認して目の前の仕事で何ができるかを一生懸命考えて向き合うことで自ずと成長していきます

付き合う人を変える

仕事の意欲があまり高くなくなんとなく仕事をしているような人と毎日いるとなかなかあなた自身も成長を感じづらいかもしれません。

ただ、急に仕事場の誰と付き合うかを変えるのはなかなか難しいと思います。

異なる業界の人や部署の人、異なる考え方を持つ人と話すことで自分の発想が磨かれたり、自分の論理に間違えがあれば気づいたりします。

関わる人を意識的に変えることで新たに気づけることが多くなり成長のきっかけをつかむことができるかもしれません

自分自身の市場価値を定期的に測る

社内で活躍できる人材と世の中の様々な会社で活躍できる人材ではスキルや経験、考え方が異なります。

特定の会社で役立つようなスキル・経験ばかりが磨かれていてもいざ転職しようとすると仕事を見つけづらいです。

成長しているかどうかは市場価値が高くなっているかどうかで測ると良いです。

定期的に外に目を向けてあなたが向かっている方向性が市場でも評価されるものなのかを確認しましょう!

別記事で転職市場での市場価値の測り方についてまとめているので併せてこちらも読んでみてください。

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アウトプットだけでなくインプットする

日々の仕事の忙しさに追われてアウトプットばかりだとインプットが少なくなり良質なアウトプットができません。

いつまでたっても今持っている知識やスキルだけでの戦いになります。

うまくスキマ時間を見つけてインプットする時間を設けましょう。

あなたの業務に役立つものでもよいですし将来的に目指したいことでも良いです。

もし何をインプットしようか悩むという方は下記記事を参考にしてみてください。

20代向けにおすすめな勉強や自己投資について書いているので良ければこちらも併せて読んでみてください。

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社内転職する

社内転職は社外に転職したり起業したりするほどはリスクが低くチャレンジができる制度です。

絶対に使えるものではありませんがチャンスがあれば社内の別部署、または子会社への移動をすることによって仕事環境が変わり成長を感じられるかもしれません。

社内移動をしていると会社の全体像が見えたり前にいた部署と連動して新しいことができたり、新たな課題が見えてきたりします。

社内転職を検討したい方は別記事で社内転職のメリット・デメリット、注意点などをまとめているので良ければこちらも読んでみてください。

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本当にやりたい仕事に転職する

今やっている仕事よりも本来やりたいことがあるのであれば転職を検討するのもよいでしょう。

今は昔と違って年功序列ではなくひとつの会社で勤め上げるという人も少なくなってきました。

転職という選択肢をうまく活用してより良い仕事環境を手に入れましょう。

別記事で20代におすすめな転職エージェントについてまとめているのでよければ参考にしてみてください。

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【まとめ】まずはひとつでも良いので実行してみよう!

まずはひとつでも良いので実行してみよう

ここまで社会人が成長実感を得られない理由や成長実感を得るためのアイディアについて書いてきました。

もしかするとなかなか解決法にピンとくるものがなかった方もいるかもしれませんが何か行動してみないと始まりません。

時間は有限でいつまでも成長実感がないと悩んでいるといつのまにか年齢を重ねていて若い時よりも気力がなくなってしまい行動できなくなってきます。

人は年齢を重ねれば重ねるほど言い訳が上手になっていきます。

今が人生で一番若い日です。

成長実感を得るためにどうすればよいのかなにかひとつでも行動していきましょう!

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この記事を書いた人

元ネット広告代理店勤務で現在はとあるサービスのWEBマーケ職。代理店から事業会社への転職経験をもとにブログを書いてます

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