初めての転職活動でどこから始めていいのか、準備してみたけどこれで十分なのかわからないといった不安がある人も多いのでは。
僕も初めての転職活動を20代前半で行いましたが、何から始めてよいかわからず余計なことをたくさんして遠回りしました
この記事では今まで3回の転職活動を経験してきた僕が20代の転職活動の始め方を10のステップで解説。
転職活動は大変なこともありますが、これを成功させることであなたの理想のキャリアや年収アップなどの実現に役立つので頑張りましょう。
この記事は下記のような人におすすめです。
20代の転職活動の始め方10ステップ【初めて転職をする人がやるべきことを解説】
転職活動のスケジュールを決める
転職しようと決意したら、まずは転職活動のスケジュールを決めましょう。
転職活動は、基本現職で働きながら進めていくことになるのでだらだらやっていると現職の仕事もおろそかになってしまったり、モチベーションが下がってしまって転職活動がうまくいかなかったり現職の仕事に影響が出たりします。
いつまでに転職したいかを決めると行動計画が立てやすくなり、転職に向けての動き出しがスムーズになります!
自己分析とキャリアの棚卸を行う
自己分析は転職活動のベースになります。
自分の考え方や今までの経験を洗い出すことで転職活動で成し遂げたいことや面接でのアピールポイントが明確になります。
自己分析がしっかりできていないと、書類選考が通ったとしても、面接で話をしていることがちぐはぐになってしまって面接官にもそれが伝わってしまいます。
自己分析・キャリアの棚卸ではキャリアを時系列でどんな経験をして何を感じたか、何を得られたかなどをまとめていくとよいでしょう。
その中で下記のようなことが明確になってくるとよいです。
なかなか自分だけでは自己分析が進まないなという人は転職エージェントやサイトが行っている適性診断などを受けてみると自己分析の助けになります。
下記は、おすすめな自己分析ツールを提供している転職エージェント・サイトになります。
自己分析がうまくいかなかったり、参考にしたいなと思う方は利用を検討してみてください。
エージェント・サイト名 | おすすめポイント |
---|---|
【相性転職Personal File】 | 相性転職PersonalFileはAIの適正診断を活用できる転職エージェント。こちらの適性診断を受けることで、得意・苦手、相性の良い社風・上司など16項目が分析可能。さらに、この適正診断の解説を聞きながらキャリアアドバイザーと相談の上あなたの強みや考え方などを分析してくれます |
ミイダス | ミイダスは質問に回答していくことで、あなたの適正年収と行動特性を分析できるスカウト型転職サイト。約200万人以上のデータをもとに職務適正やパーソナリティの特徴、ストレス要因などが分析できます |
リクナビ グッドポイント診断 | 日本最大級の転職サイトリクナビNEXTが運営する診断で、強みを見つけることに特化しています。 こちらの診断を受けることであなたの強みを5つ診断してくれるので、この強みをもとにアピールポイントを模索してくことが可能です |
どんな仕事に適性があるのかや強み・弱みが分かるので、分析結果と照らし合わせることで比較対象ができ、自己分析しやすくなりますよ!
転職に役立つ自己分析ができるツールについては下記記事でまとめているので良ければ参考にしてみてください。
転職における判断基準を明確にする
あなたが最重要視する転職における判断基準を明確にしておきましょう。
判断基準を明確にすることで複数社から内定が出た場合の判断に迷わなくなりますし、質問をする際も判断基準に最も影響を与えることから質問していけます。
判断基準になるものは例えば下記のようなものがあると思います。
紹介したものはあくまで一例なのであなた自身が大切にしたい判断基準と優先順位、絶対に譲れないものなどを明確にしておきましょう!
別記事で転職における判断基準を決める方法についてまとめているので興味のある方はこちらもあわせて読んでみてください。
職務経歴書を書く
自己分析で洗い出した内容をもとに職務経歴書を書いていきましょう。
職務経歴書のフォーマットは転職サイトからダウンロードできますし、書き方についても転職サイトに書かれています。
下記記事で職務経歴書の書き方についてまとめているので良ければこちらを参考にしてみてください。
また、僕は職務経歴書は転職と副業のかけ算という本を参考にして書きました。
本書で紹介されているポイントは下記5つです。
具体的にそれぞれの内容を知りたい方は本書を手に取って読んでみてください。
職務経歴書の書き方だけでなく面接でのテクニックなど転職に役立つノウハウが満載です。
転職エージェント・サイトに登録
20代で初めての転職活動は転職エージェントに登録するのがおすすめです。
転職エージェントに登録することで、職務経歴書の添削や面接対策、ネットで探せない企業の情報収集、スケジュールの調整など様々なことをやってくれます。
並行して転職サイトやスカウト型の転職サイトなどを活用してもよいと思います。
20代におすすめな転職エージェントについては下記記事にまとめているので、良ければこちらを読んでみてください。
未経験転職やミドル/ハイクラス、職業・業界特化型エージェントなどカテゴリに分けて紹介しています。
企業・業界分析をする
転職エージェントから聞いた情報だけでなく、自分で調べておくことでより納得感をもって企業選びをすることが可能になります。
転職エージェントから紹介してもらったものや転職サイトで見つけた求人など実際に選考に進めたいものに絞って業界・企業研究をしておきましょう。
業界・企業研究で使えるツールや分析方法については下記記事で紹介しているのでよければこちらも読んでみてください。
面接で想定される質問の準備をする
転職エージェント経由で応募した場合は、エージェントが過去にされた面接の質問を持っていることが多いのでそれを確認してみましょう。
最低限、エージェントから聞いた質問には回答できるように準備しておかないと面接でうまく回答ができないかもしれませんのでしっかり考えておきましょう。
エージェントが共有してくれた過去質問を考えるだけでは不安な人は下記記事で面接での想定質問を書いているのでこちらを読んでどんな回答をすべきか考えてみてください!
実際に職務経歴書を出して面接に進む
転職エージェントに職務経歴書を添削してもらってブラッシュアップした後は、実際に企業に出して面接に進みましょう。
書類選考で落ちてしまったり、面接で落ちたりすると気持ちが落ち込んだり、他によい企業が見つからないのではと不安になったりするかもしれませんが焦らなくて大丈夫です。
世の中にはたくさんの求人があるのであなたに合う企業がきっとあります。仮に落ちたとしても相性が良くなかったと割り切りましょう!
別記事でどの程度応募するのが良いのかについての見解を書いているので応募数に迷う方は参考にしてみてください。
オファー面談での情報収集で入社意志を固める
内定が出たら、転職ではオファー面談をすることが多いです。
オファー面談は、企業が内定を出した後に条件のすり合わせや内定を承諾するかどうかの情報収集する最後の場です。
オファー面談ではすでに内定が出ているのでここから内定辞退されることは基本ないので安心して聞きたいことを確認しておきましょう。
少し前のステップで企業選びの優先順位について考えたと思いますが、判断するためにそろっていない情報は最低限聞いておきましょう!
例えば、下記のようなことも聞いておくと良いかもというアイディアを少しだけ書いたのでよければ参考にしてみてください。
最初に説明がある場合もあると思うので説明があったものは省いてください。
オファー面談で確認するべき項目については下記記事で詳しくまとめているのでこちらも併せて読んでみてください。
転職先を決めるor現職に残るかを決める
最後は転職するか、現職に残るかを判断しましょう。
現職に残るとしても、転職活動であなた自身のキャリアについて真剣に考えたことや、実際に内定が出たことは自信につながると思いますので無駄にはなりません。
もし、本当に悩んで決めれないということであれば、転職エージェントの担当者に相談してみましょう。
転職するべきことを強要してくる場合は無視してください。
あまり転職エージェントの意見が参考にならなかった場合はキャリアアドバイザーに相談してみてもいいかもしれません。
有料にはなりますが、coacheeというサービスを活用するとキャリアアドバイザーに相談することができます。
彼らは転職エージェントとは関係のない第三者からのアドバイスをくれるので一定信頼のおけるアドバイスになると思います。
その他、転職についての相談先についてまとめているので誰かに相談したい方はこちらも参考にしてみてください。
あなた自身が本当に達成したいことは何かをしっかりと考えて判断したいですね!
別記事で転職すべきか、現職に残るかを判断するためにどう考えればよいのかをまとめているので、転職に悩んだ人はこちらも読んでみてください。
【まとめ】現職で働いている今も転職活動は始まっている!?
転職活動の始める手順について解説してきましたが、よりよい転職活動をするには準備が大事。
その準備というのは職務経歴書や面接対策、情報収集ももちろん大事です。
しかし、もっと大事なのは
あなたが現職でどのような成果を残してきたか、どう考えて行動してきたか、どんなスキルが身についたか
など、今のキャリアがあって初めて転職活動がより良いものになります。
大事なのは今の行動なので、職務経歴書がうまく書けないなとか書けるような経歴がないという人は現在の仕事に専念してみるのもありかもしれません。
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