第二新卒で転職可能なのかと不安な方も多いと思いますが、第二新卒を積極採用している企業も多く事前の対策をしっかり行えば十分可能です。
大手総合型エージェントdodaの求人検索をしてみると第二新卒歓迎の求人は16万件以上(2024年3月時点)見つかりかなりの数があります。
本記事では、僕自身も20代前半の第二新卒で転職活動をした経験やリサーチ結果を踏まえ、第二新卒で転職を成功させるポイントやおすすめなエージェントについてまとめました。
対策をしっかりと行ってあなたが理想とする求人からの内定を勝ち取りましょう!
本記事は下記のような人におすすめです。
第二新卒で転職を成功させるポイント
第二新卒が転職を成功させるために準備しておくべきポイントを紹介します。
在職中に転職活動を進める
転職活動は在職中に行うのが基本。
特にスキルや経験に不安のある第二新卒の方は特に在職中に行うのが無難です。
特に第二新卒の方が在職中に転職活動を進めた方が良い理由としては
というような点が挙げられます。
スキル/経験のある方は求人内容や1次面接を受けた感触などで概ね内定出そうかどうか判断できたりします。
しかし、スキル/経験のないうちはそういった実感を持てず内定獲得がいつできるかわからないことも多いです。
有給などもうまく活用しながら現職に残って転職活動を行いましょう!
転職する軸を明確にする
転職に求めること、軸を明確にしておくと面接官もあなたの考えを理解しやすいです。
・なぜ転職したいのか
・転職先を決めるための判断基準は何か
・優先順位をどうつけるか
をあらかじめ考えておくと複数内定をもらったときや現職に残るかを迷ったときに決めやすいです。
判断基準を考える方法として別記事でまとめているのでうまく判断基準を考えられない人は参考にしてみてください。
早期離職懸念を払しょくする
第二新卒は3年以内の早期離職ということもあってすぐに退職してしまわないかを懸念されることが多いです。
・なぜ早期離職に至ったのか
・考えた理由は面接官に納得してもらえそうか
・これからつく仕事への熱意
・入社後の社内でのキャリアビジョン
などをしっかりと考えて伝えることによって早期離職懸念を払しょくできます。
早期離職懸念を払しょくするような伝え方については転職エージェントに相談するのもよいですね。
企業分析を徹底する
熱意の伝え方としては企業分析を徹底的にやっておくのもひとつの手です。
応募者が企業のことをしっかり調べてきていて悪い気のする面接官はいません。
無理にアピールしようと調べてきたことをだらだらいうのはNGですが、面接の回答の節々にしっかりと調べてきてくれたんだなという印象を残すことができます。
良く調べてきている人の方が入社後のギャップが少なくなるので早期離職懸念も払しょくしやすいです。
これからあなたが入社する企業なのでどんな商品・サービスを扱うのかや将来性などをしっかりと見極めておきましょう!
別記事で企業研究をする方法についてまとめているので良ければこちらも読んでみてください。
求人票を読み込み求められる内容に沿った職務経歴書を作成する
求人票には
・どんな業務内容なのか
・どんなスキル/経験、考え方の人を求めているのか
・求められる成果は何か
などの情報がちりばめられています。
求人票に書いてあるような内容をアピールできる職務経歴書の内容にしておくとしっかりと求人票を読んできているなという印象を与えます。
面接も職務経歴書の内容に沿って進むことが多いので求人票をしっかりと読みこんだうえで書類作成をしておきましょう!
別記事で求人票の読み取り方についてまとめているので良ければこちらも併せて読んでみてください。
転職先で役立つスキル・知識を事前に学んでおく
第二新卒での転職では未経験だったり十分なスキルを得ていない中で転職となることも多いです。
それを補うのが入社前の事前学習。
未経験だけどしっかりと勉強をしていて今後やっていく業務がイメージできているような人材は採用しやすいです!
別記事で20代未経験でスキルがない人材が内定を獲得するためにやるべきことをまとめているので興味があれば併せて読んでみてください。
自分の強みを明確にする
20代でスキル/経験がなく強みがないと感じる人もいるかもしれません。
しかし、強みは普段の行動特性や思考に現れるものであって今まで出してきた成果ではなく仕事の取り組み方にも出ます。
普段の業務での行動を振り返り自分自身の強みや弱みを洗い出しましょう。
手っ取り早いのは上司や先輩に聞いてみること。
査定面談などがあれば
私の強みで伸ばしていくべきだと感じるところ、逆に改善したほうが良いところはどこですか?
と質問してみましょう。
こういった質問は社内でやる気のアピールもできますし転職以外でも役に立ちます。
もしなかなか強みが見つけられないのであれば自己分析ツールを使ってその診断内容をもとにエピソードを考えてみるのもひとつの手です。
診断ツールを使うことによって普段の行動特性や思考の癖、統計的に見た他者との有意差を理解することができます。
おすすめな自己分析ツールについては別記事で紹介しているので良ければこちらも併せて読んでみてください。
第二新卒歓迎求人を見逃さない
就職活動は出会い運とタイミング。
良い求人がいつ出るのかはわかりません。
常に情報収集を行って転職タイミングを伺いましょう!
情報収集するには
・転職エージェントを活用する
・求人サイトで定期的に検索をする
・スカウト型転職サービスを活用する
などがおすすめです。
おすすめなスカウト型転職サービスについては別記事で紹介しているので良ければこちらを合わせて読んでみてください。
想定される質問に対してどのような回答をするか考えておく
転職面接で聞かれることは多くの企業で共通しています。
最低限よく聞かれる質問については準備をしておきましょう。
別記事で第二新卒の面接でよく聞かれる質問についてまとめているので参考にしてみてください。
逆質問をしっかり考えておく
逆質問はあなたが企業への入社するかどうかを決める判断材料になるだけでなく、企業への入社意欲を測ることになります。
何も質問がないとあまり興味がないのかなと思われてしまう可能性があります。
逆質問は意欲を伝えられる一方であまり考えられていない質問をすると逆効果になる可能性もあるので注意が必要です。
事前にしっかりと考えておきましょう。
NGな逆質問例も含めて別記事でまとめているので興味があればこちらも併せて読んでみてください。
第二新卒転職は専門家にサポートしてもらうのがおすすめな理由
スキル/経験があったりすでに転職経験があってすぐに行きたい企業に転職できると自負している人は特にエージェントを活用しなくても転職できます。
しかし、第二新卒はエージェントを活用しての転職がおすすめ。
エージェントを活用することによって
などのメリットがあります。
転職活動が成功するか不安な方は誰かにサポートしてもらえると安心感もありますし困ったときに相談できるのでおすすめです!
第二新卒におすすめな転職エージェント
総合型エージェントで幅広く第二新卒歓迎求人を確認する
第二新卒であまり経験がなくても総合型エージェントを利用してもよいの?
と思われるかもしれませんが、総合型エージェントはどんな年齢・職種にも対応できる圧倒的な求人数を有しており第二新卒も利用可能です。
例えば、dodaでは第二新卒歓迎求人が16万件以上(2024年3月時点)存在しています。
しかし、この後紹介する第二新卒エージェントと比較すると丁寧なサポートを受けられない可能性も。
第二新卒エージェントと総合型エージェントの良いところをうまく組み合わせて転職活動するのがおすすめです!
エージェント名 | 対象ユーザー | 特徴 |
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リクルート エージェント | 20~50代 | 日本最大規模の転職エージェントで日本全国に豊富な求人を抱えています |
doda | 20~50代 | リクルートに次ぐ求人数を誇るエージェントで求人検索機能も備わった総合型の転職サービス |
マイナビ エージェント | 20~30代 まで | 20~30代の転職に強みを持つエージェントで第二新卒や未経験にも強い実績があります |
特化型エージェントを併用して丁寧なサポートを受ける
第二新卒特化型エージェントは転職が初めてな方やそもそも今本当に転職すべきなのかなどの相談からしてくれるエージェントが多いです。
第二新卒特化型エージェントを利用するメリットは下記。
一方で、総合型エージェントと比較すると求人数が少ないというデメリットも。
双方をうまく使いこなしながらより良い転職活動を行いましょう。
第二新卒におすすめな転職エージェントは下記でそれぞれに特徴があるのであなたにあったエージェントを選んでみてください。
エージェント名 | 強み・おすすめポイント |
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UZUZ (ウズキャリ) | ・アドバイザーの多くが既卒/第二新卒転職経験者で丁寧なサポート ・様々な職種に対応しているが特に未経験ITエンジニア転職に強み |
第二新卒 エージェントneo | ・初回最大2時間の面談であなたのキャリアや希望のすり合わせを実施 ・日本国内はもちろん、海外転職にも対応 |
相性転職 Personal File | ・相性重視で選んでくれる企業のみに出会える ・適性検査でおすすめな職業や働く環境を把握できる |
マイナビ ジョブ20’s | ・未経験歓迎求人75%以上 ・大手ならではの多くの求人数と転職ノウハウを多く保有 |
ハタラクティブ | ・求人の8割が未経験OKで転職しやすい ・最短2週間からの短期での就職実績が豊富 |
いい就職ドットコム | ・相談メニューが豊富で気軽に相談しやすい ・とりあえず軽く15分だけ相談したいなど多様なニーズにお応え |
これらの転職エージェントについては別記事でまとめているので興味のある方はこちらも併せて読んでみてください。
【まとめ】事前準備の質が第二新卒転職成功を左右します
第二新卒転職成功のためのポイントをいくつか紹介しました。
すべてを完璧にやることは難しいと思いますが、納得のいく形で転職ができるようにできるだけ準備をすすめましょう。
本日紹介した第二新卒転職成功のポイントや参考になる記事を下記にまとめました。
あなたが足りていないと思うものを選んで転職に役立ててみてください!
第二新卒転職成功ポイント | 参考になる記事・アイディア |
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在職中に 転職活動を進める | 在職中に転職活動することで焦ることなくじっくり企業選びが可能 |
転職する軸を 明確にする | ■転職における判断軸を明確にする方法 https://digi-ad-tenshoku.com/measures/how-to-decide-my-new-company/ |
早期離職懸念を 払しょくする | 第二新卒面接で必ず聞かれる早期離職懸念を解決するために ストーリーや企業研究や独学でのスキル・知識習得で熱意をアピール |
企業分析を徹底する | ■企業分析の方法 https://digi-ad-tenshoku.com/measures/business-analysis/ |
求人票を読み込み 求められる内容に沿った 職務経歴書を作成する | ■求人票の読み取り方 https://digi-ad-tenshoku.com/measures/how-to-read/ |
転職先で役立つスキル・ 知識を事前に学んでおく | ■未経験/スキルなしで内定確率を上げる方法 https://digi-ad-tenshoku.com/consideration/job-change-no-skill/ |
自分の強みを明確にする | ■自分の強みを見つけるための自己分析サポートツール https://digi-ad-tenshoku.com/measures/self-analysis-tools/ |
第二新卒歓迎求人 を見逃さない | ■第二新卒に強いエージェント https://digi-ad-tenshoku.com/agent/dai2shinsotsu-agent/ ■20代におすすめなスカウト型転職サイト https://digi-ad-tenshoku.com/agent/scout/ |
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