転職活動をする前にどのような方法を使って転職先を探すのかを考えるのも大切。
探し方によってメリット・デメリットがありますし、どのような企業に出会えるのかや転職活動の仕方も違ってきます。
それぞれの特徴とメリット・デメリットを知ったうえでどれかを選ぶ、または併用していくのがおすすめです。
この記事では、僕の3度の転職活動経験から20代の仕事の探し方をまとめました。
この記事は下記のような人におすすめです。
20代の仕事の探し方8選
20代が求人探しでよく使われる8つの方法をそれぞれ紹介します。
転職サイトで探して応募する
転職サイトは様々な求人を条件を入れることで探せるので求人情報をさくっと調べたいときに便利です。
リクナビネクストやdodaなどが有名ですね。
自分で求人を探さないといけないので初めての転職には少しハードルが高いと感じるかもしれませんが、どんな求人があるのかを把握したい場合に使い勝手が良いです。
それぞれの転職サイトで適性診断やレジュメを作成できるサービスなど様々な工夫をしているので、それぞれのサイトの良さを活かしながらどんな求人があるか見てみましょう。
求人情報を見ればどんなスキルがあればどれくらいの年収がもらえそうなのかがわかります!
転職エージェントに紹介してもらう
転職エージェントは書類選考や面接対策、スケジュール調整など基本的には無料で転職に関する様々なことをサポートしてくれるので、転職を初めてやる人におすすめ。
どのエージェントを使うかも大事ですが、良い担当に出会えるかどうかというのも大事なので複数エージェント活用して相性を見極めるとよりうまく使えると思います。
下記におすすめな転職エージェントの一例を紹介しています。
大手は最低限の品質担保と圧倒的な求人数、情報量を持っているので幅広く求人を知りたかったり情報収集したりしたい方におすすめです。
エージェント名 | 対象ユーザー | おすすめポイント |
---|---|---|
リクルート エージェント | 全年齢 | 日本最大級の転職サイト&エージェントで 幅広く業界の給与水準やどんな求人があるのかを知りたいときにおすすめ |
JAC リクルートメント | 20代後半以上・年収600万以上 | ハイクラス転職で有名。年収600~1,500万のハイクラス転職を実現したい人におすすめ |
マイナビ エージェント | 20~30代 | 総合型エージェントの中でも20~30代の転職に強みを持ったエージェント。幅広く求人を知りつつ、丁寧な転職サポートを受けたい方におすすめ |
その他、別記事で20代におすすめな転職エージェントについてタイプ別にまとめているので良ければこちらも読んでみてください。
転職エージェントを検索できるサービスなども紹介しているのであなたの状況に合わせたエージェントが見つかります。
スカウトサービスを活用する
スカウトサービスは職務経歴書を登録しておくだけで、あなたのキャリアに興味を持った企業やエージェントが声をかけてくれるサービス。
中には、書類選考なしで面接に進むことができる場合もあり、選考をスムーズに進められます。
しかし、スカウトが来るまでは受け身になってしまう傾向に。
あなたの市場価値がどれくらいなのかやどんな企業・求人が興味を持ってくれそうなのかを知りたい方におすすめです。
下記はおすすめな転職エージェントの一例です。
サービスによって微妙に対象ユーザーが異なるのであなたにあったサービスを活用してみてください。
転職サイト名 | 対象ユーザー | おすすめポイント |
---|---|---|
ビズリーチ | 20代後半以上~50代まで 年収500万以上 | 日本でのスカウトサービスの走り的なサービスで上場企業のビジョナルが運営。 スカウトサービスとしては登録企業数が多く、年収の高い案件も届きますし、比較的職務経歴書をしっかり把握したうえでスカウトをくれるので興味のない求人情報が届きづらいです(エージェントからのスカウトは別です) |
AMBI | 20代後半以上~30代まで・ 年収500万以上 | 若手ミドル・ハイクラス向けのスカウトサービスで、大手人材会社のエン・ジャパンが運営。 AIによる合格診断もあるので気になる求人がどの程度の合格率なのかが把握できる唯一無二の機能が面白いです |
マイナビジョブ 20’sスカウト | 20代のみ | 大手人材会社のマイナビが運営する信頼性の高いサービス。 20代の若手を積極的に採用したい企業が集まっているので、20代の方は登録しておいて損はないでしょう。ヘッドハンターのスカウトがなく、企業からの直接スカウトのみなのでマッチング度の高い求人が届くのも特徴です |
ミイダス | 20代以上~30代まで | AIが膨大な転職データからあなたの年収を査定したり、適性診断であなたの自己分析をサポートしてくれたりと転職に役立つ情報が得られます。面接確約オファーももらえるので書類選考なしで選考に進める可能性もあります |
別記事で20代向けのおすすめなスカウト型転職サイトについてまとめているのでそれぞれのサービスをさらに詳しく知りたい方はこちらも読んでみてください。
知り合いに紹介してもらう
紹介は、あらかじめ企業にあなたの情報や働き方などが伝わっている可能性が高く、うまく使えれば有効な転職手段になりえます。
あなたにとっても、知人が社内のことを本音で教えてくれたりするので内情を深く理解したうえで入社するかどうかを決めることができます。
しかし、紹介はチャンスがあれば利用したいというものになっていて、受け身の転職活動になってしまうので今すぐ転職したい人には残念ながら向きません。
直接応募する
気になる企業がすでにあるのであれば、直接応募を検討してもよいかもしれません。
採用に力を入れている企業はサイト上に採用情報を充実させていて採用の本気度がうかがえます。
しかし、中には若干古い情報のままだったりする場合もあるので採用サイト上の情報の取り扱いには注意が必要です。
転職フェアに参加する
電車に乗っていると時々車内の広告で転職フェアという文字を見たことがあるかもしれません。
面接以外で企業と直接話せる機会をつくることはなかなか難しかったりするので、直接話を聞ける良い機会だと思います。
気になる企業が参加しているようであれば思い切って行ってみてもよいかもしれません。
SNSを活用する
最近はSNS経由での採用も増えてきています。
SNSでキャリアや経験について語っているとあなたに興味を持った採用担当者が現れるかもしれません。
逆に言うとあなたの投稿が見られていることになるので投稿内容には注意が必要です。
下記は主なSNS就活で使われるSNSです。
LinkedInは採用のために使われている側面も多く、英語ができて外資系に行きたいのであれば登録必須ですね。
SNS名 | おすすめポイント |
---|---|
Twitter(X) | 中小・ベンチャーはTwitter(X)での採用をしているところもあり、比較的カジュアルな雰囲気で面談から始められる場合が多い。しかし、投稿の内容を事前に見られる可能性が高いので普段の投稿内容に注意が必要 |
英語ができる人は英語で経歴を書いておくと外資から連絡が来る可能性もある。 外資系に転職したい人におすすめ | |
Wantedly | Wantedlyはつながりを深める仕事のSNS。プロフィールを書いておくと企業から連絡が届いたり、あなたから応募したりすることができます。企業公式サイトなどでは見られない企業の内面が見れるような記事がたくさん投稿されています |
転職サポート付きスクールに通う
転職サポート付きのスクールに通うのも手です。
WEBマーケティング、エンジニア、デザイナーといった職種の転職サポート付きスクールが多いです。
例えば下記のような転職サポート付きのスクールがあるので参考にしてみてください。
職種 | おすすめスクール |
---|---|
デザイナー | WEBデザインスクールとして歴史が長く、就職・転職を前提としたプランがあります。 無料カウンセリングで話を聞くことができるので気になる点など質問してみてください デジタルハリウッド |
WEBマーケティング (広告運用) | 下記記事でおすすめなWEB広告運用スクールを紹介しています https://digi-ad-tenshoku.com/knowledge-experience/web-ad-operation-school/ |
エンジニア | あなたのキャリアプランに合わせた様々なコースを用意。 転職保証コースもあるため確実に転職したい人におすすめ TechAcademy [テックアカデミー] |
20代が転職先を探す前にやっておくべきこと
自己分析をする
社会人になってから今までどんな経験をしてどんなスキルを学んできたか、何に気を付けて仕事に取り組んできてその中で自分の得意なことや不得意なことは何かなどを分析しましょう。
方法としては下記のような手順を踏むと自分のやりたいことや得意なことが見えてくると思います。
見えてこない場合は適性診断のようなツールを活用したり、キャリアアドバイザーへの相談がおすすめです。
やりたいことやキャリアプランの作り方については別記事でまとめているので、自己分析の方法を詳しく知りたい方はこちらの記事も併せて読んでみてください。
適性診断で自己分析の参考にする
なかなか自分で自己分析が進まなかったり、これでよいのか納得できなかったりする場合は自己分析に役立つツールを活用して参考にしてみましょう。
下記のようなツールがおすすめです。
エージェント・サイト名 | おすすめポイント |
---|---|
【相性転職Personal File】 | 相性転職PersonalFileはAIの適正診断を活用できる転職エージェント。こちらの適性診断を受けることで、得意・苦手、相性の良い社風・上司など16項目が分析可能。さらに、この適正診断の解説を聞きながらキャリアアドバイザーと相談の上あなたの強みや考え方などを分析してくれます |
ミイダス | ミイダスは質問に回答していくことで、あなたの適正年収と行動特性を分析できるスカウト型転職サイト。約200万人以上のデータをもとに職務適正やパーソナリティの特徴、ストレス要因などが分析できます |
リクナビ グッドポイント診断 | 日本最大級の転職サイトリクナビNEXTが運営する診断で、強みを見つけることに特化しています。 こちらの診断を受けることであなたの強みを5つ診断してくれるので、この強みをもとにアピールポイントを模索してくことが可能です |
別記事で自己分析に役立つツールをまとめて紹介しているのでよければこちらも読んでみてください。
キャリアアドバイザーと一緒に考える
キャリアアドバイザーに出会うにはCtoCのサービスがおすすめ。
Coacheeというサービスを活用すると、転職の相談に乗ってくれるキャリアアドバイザーを探すことができます。
キャリア形成についての相談や人間関係の悩み、面接対策など様々なトピックで様々なアドバイザーがいるのであなたにあったアドバイザーを選んで相談してみてください。
キャリアアドバイザーは転職エージェントと違って求人紹介ができないので、あなたのキャリアについての悩みや自己分析など目的に沿って進めてくれるのでおすすめです!
口コミや評価もあるのでそれを見ながら選ぶのがよいと思います。
興味があれば覗いてみてください。
Coacheeについて詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてみてください。
転職先に求める条件を洗い出す
あなたが転職に求める条件は何でしょうか。
ここを具体的にすることで本当に転職すべきなのかどうかや転職先を選ぶ判断基準が明確になります。
例えば、こういうところがまず第一歩目の条件になってくると思います。
その中でもさらに具体的にしていき、例えば営業であれば、無形商材がいいのか有形商材がいいのか、BtoBなのかBtoCなのかで話は変わってきます。
また、スキル/キャリアアップを目的とするのか、できるだけ残業時間を減らしてプライベートを重視したいのか、どっちもしっかり守れる企業がいいのかなどでも受ける企業は変わってきます。
自分の譲れない条件とあったらうれしい条件などを洗い出していきましょう。
条件をできるだけ箇条書きで洗い出しつつ優先順位をつけておくと転職活動をするときに判断に迷わなくなりますよ!
転職の判断基準を決める方法については別記事でまとめているのでよければ参考にしてみてください。
【まとめ】複数の探し方を併用してよりよい内定を勝ち取ろう
様々な転職先の見つけ方がありますが、あなたにあった転職先が見つけられるのであればどこでもよいと思います。
僕は転職エージェントとサイト、スカウトサービス、SNSの4つを併用して転職活動を進めました!
他社と様々なパイプがあってリファラル採用でよいと思える会社に入れるならそれでいいと思いますし、自分で探しきれるか不安だという人は転職エージェントにいくつか登録してみてそこで紹介される求人を吟味してみればいいと思います。
探し方に正解も不正解もありません。
あなたにあった転職先を見つけるためにはどんな方法がよいのかを考えて納得のいく転職活動を行いたいですね。
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